2020年度 総合政策学部チャペル

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今学期の学部チャペルアワーは、聖書朗読と短いメッセージを映像と文章で配信する形をとります。
★授業期間、週に1回、原則として火曜日から4日間ムービーを配信。後日、文章をブログに載せます。
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日付・担当者をクリックすると映像(Youtubeページ)もしくはブログの記事に移動します。
総合政策学部チャペルメッセージ

7/13(春学期最終回)「”小さな” 存在に目を向ける」村瀬義史 宗教主事

7/7 「Mastery for Service: 私 が/を Masterするものは?」トリーベル・クリスティアン 宣教師

6/30 「肝心なことを忘れちゃいないか?」村瀬義史 宗教主事

6/23 「ネガティブをポジティブに!」宮川雅充 教授(環境社会学、統計学Iなどを担当)

6/16 「あなたにとっての大学の学び」宗前清貞 准教授(総合政策A、行政学などを担当)

6/9 KSC学生団体からのメッセージ2(フィリピンの女性と子どもと一緒に歩む学生団体「くじら」、国内ボランティアサークル「つなぐ」、関西学院大学YWCA、J-FUNユース K.G.)

6/2 「”あなたの世界”の版図を広げよう」村瀬義史 宗教主事

5/26 「風、息、いのち、呼び声」李政元 教授(家族福祉論、データ解析Ⅱなどを担当)

5/19 「困難な時に味わう言葉」細見和志 教授(哲学概論、公共哲学、倫理学概論などを担当)

5/12 KSC学生団体からのメッセージ1
(Club Geordie、こみんか学生拠点、関学大YMCA-KSC、Bridge for Children,KGU)

5/5 「災害に強い家づくり」トリーベル・クリスティアン 宣教師

4/28 「人はパンだけで生きるものではない」村瀬義史 宗教主事

4/21 「新年度を迎えて」古川靖洋 学部長

4/15 オリエンテーション 村瀬義史 宗教主事

4/7 「2020年度のはじめに/イースターを前に」 村瀬義史 宗教主事

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(リンク)
関西学院宗教センター
関西学院宗教センターからも、毎週2回短いメッセージ映像が配信されます。

チャペルに関する問い合わせは、宗教主事 村瀬 ymurase@kwansei…へ

  • 投稿者:
  • 投稿日時:2020/7/12 12:00

【チャペル】2020年7月7日「Mastery for Service: 私 が/を Masterするものは?」トリーベル・クリスティアン 宣教師

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今日一緒に考えたいテーマは、この大学のモットーでもあるMastery For ServiceのMaster「主」についてです。マタイの福音書の山上の説教のイエスの言葉を聖書箇所に選びました。「だれも、二人の主人”Master”につかえることはできない。一方を憎んでた方を愛するか、一方を親しんで他方を軽んじるかどちらかである。」MasteryのMasterというこ言葉が出てきています。しかし、私たちの大学のモットーでは、「だれが何をMasterするのか?」曖昧です。自分がMasterする側なのでしょうか?あるいは自分がMasterされる側なのでしょうか?

Mastery for Serviceは一般的には「社会のためになるような仕事ができるように、今は一生懸命勉強すべきである」と世俗的に理解されます。「奉仕のための練達。」それはそれでとても素敵な考えで、キリスト者でもそうでない人にっとってもわかりやすいのではないかと思います。この場合MasteryとはSelf-Masteryのことです。勉強分野を極めることです。努力で自分の得意分野とすることです。ServiceがMasteryに目的と方向性を与えるのです。実際に多くの卒業生はそのように奉仕をして活躍しています。

しかし、Masterということばにも問題があります。支配・権力の言葉です。多くの場合他人を支配する、奴隷を支配するという意味で使われてきました。これは問題です。なぜなら、そのようなMasteryは奉仕Serviceと矛盾しているからです。私たちはこのモットーを考える時にイエスの生き方を参考に理解しなければならないです。イエス・キリストは「神の形」を捨てて、「僕Servantの形」を自ら選んだ人物です。十字架につけられたイエスはMasterの姿ではないのです。奉仕したいと思う人は人の上に立って、権力をもって支配するMasterにはなってはならないのです。ServiceとMasterは緊張関係にあって、ServiceがMasteryを批判しているのです。イエス・キリストのメッセージは逆説的なものでした。偉くなりたい人は、自らを低くしなければならないです。自己願望や野望を批判的に考え直さなければならないのです。それがMastery For Serviceのイエス的解釈です。ServiceがMasteryを批判しているのです。

もう少し掘り下げていきたいと思います。だれもが何かのMasterになりたい。特に自分自身の人生のMasterになりたいです。キリスト者として、あるいはそうでなくても、自分の人生を思うようにいきたいとだれもが考えています。しかし、このコロナ・パンデミックを通して多くの人が感じたと思うのですが、私たちは案外無力です。私たちは、自分の人生のMasterではないのです。色んな事情に振り回されているのです。状況の奴隷です。あるいは自己中心的な心の奴隷です。自由な存在ではないのです。本当はMasterではないのです。聖書はこの状況を「罪の奴隷」と呼んでます。

そこで私たちが考えなければならないのは「私たちのMasterはいったい誰なのか?」ということです。Mastery for ServiceのMasterは私たちを支配するものをもさしているのだと思います。私たちを奉仕へと向かわせているのは、何でしょうか?自己満足ですか?社会的プレッシャーですか?曖昧な道徳観ですか?いい人に思われたいナリシズムですか?世の中を良くしなければならない危機感ですか?あなたのMasterは何ですか?Masterがいない人はいません。みんな何かに支配されているのです。

そこでもう一度今日の聖書箇所を見てみましょう「だれも、二人の主人Masterにつかえることはできない。」Mastery for ServiceのMasteryとは努力するとか練達のことではなく、本当はキリストを自分の主Masterとすることであると思います。これがこのモットーのキリスト教的精神です。イエス・キリストを自分の主とすることで私たちはこの世の中に使わされる神の手と神の足となることができるのです。つまりキリストによるMasteryが奉仕をする人を生み出すのです。

実は私たちが何かをMasterすることで奉仕をすることができるようになるという意味ではなく、逆に私たちがイエス・キリストにMasterされることでキリストと共に十字架で死に、キリストと共に復活をし、新しい神の子供のアイデンティティーを与えられ、奉仕をする人に作り変えられるという意味だと思います。しかし、イエスとは言え誰かに支配されたくないと思うにが自然です。ではイエス・キリストはどうのようなMasterですか?同じマタイの福音書の11章のことばにヒントがあると思います。イエスとはどのようなMasterなのか?

「疲れた者、重荷を負うものは、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしのくびきを負い、わたしに学びなさい。そうすればあなた方は安らぎを得られる。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」(11章28節―30節)

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  • 投稿日時:2020/7/12 12:33

【チャペル】2020年6月30日「肝心なことを忘れちゃいないか?」村瀬義史 宗教主事

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(短縮版)
レポート試験で「肝心なこと」の一つは、まず課題文を注意深く読んで、何が求められているかをしっかりととらえ、その課題に対する回答となるレポートを書くことです。そもそも、その授業が何を目的とするものだったのか、ということを改めて確認することも、「肝心なこと」ですね。

「・・・イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」その人はこの言葉に気を落とし、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。」(マルコによる福音書10章21-22節)

今日は、ここに出てくる、「あなたに欠けているものが一つある」というイエス・キリストの言葉に注目したいと思います。
聖書の場面はこうです。ある男性がイエスのところにやってきました。彼には地位も、財産も、知識もありました。そんな彼は、「イエス先生。永遠の命を受け継ぐには何をすればよいでしょうか。」と尋ねます。ここで、「永遠の命を受け継ぐ」とは、寿命の長さのことではなくて、神さまの「救い」や「祝福」を受けることを意味しています。言い換えるならば、「何をすれば、最高に幸せになれるでしょうか」と、彼は聞いているのです。この人は、子どもの頃から聖書の教えをよく学び、よく守ってきたと自負していました。でも、どこか、満たされないものを抱えています。

イエスは、彼をじっと見つめました。そして愛を込めて、こういいました。「あなたに欠けているものが一つある」。イエスは、この男性の知識や財産や地位ではなくて、その人自身を見ているんですね。この人は恐らく多くのものを所有していてそれが彼の武器や防具になっているのですが、イエスは、その内側にいるその人自身を見ます。イエスは彼に、肝心なことを忘れちゃいないか?と問いかけたのだと思います。一見、調子がよさそうなんだけど、たぶん周りの人がうらやむほど先を行く人なんだろうけど、イエスから見ると、残念ながら進んでいる方向がズレている。

この男性の場合、何か掟を守ることを積み重ねると、その量に応じた愛や恵みを神様から引き出すことができる、というふうに神の愛や恵みが交換や取り引きが可能なものであるかのように考えてしまっていたのです。交換や取引を前提とする考え方から抜け出せない彼に、イエスは言うんですね「欠けているものが一つある」と。神さまは、人間の行為の良し悪しに応じて、愛や恵みを増やしたり減らしたりするようなチープな存在じゃない。それを忘れちゃいないか。善人にも悪人にも雨を降らせ、わたしたち一人ひとりに分け隔てなく慈しみを注ぐ、だからこそこの世で小さき者、弱き者をいつも心にかけてやまない神の前で生きることこそ、聖書の心なのだ、というのです。

何かに向かって進んでいくこと、積み重ねていくことは大切です。しかし、「向き」が違っていることがあります。突っ走っているその方角があっているか、行き先を見誤っていないか、ということも問い続ける必要がある、ということを聖書は語っていると思います。向きがあっていれば、心配しすぎる必要はない。

また、取り引きの論理、交換の論理「だけ」の世界で生きるのは、「強く、大きく、ならないといけない」という世界「だけ」に囚われて生きるのは、「自分もしんどいし、周りの人をしんどくさせる」。イエスは、日常生活の中で緊張しきった人々の心と身体をやわらげ、「ほっ」とした気持ちにさせました。皆さんもそういう、損得勘定抜きの、ほっこりとできる人間関係を大事にしていってください。

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  • 投稿日時:2020/7/4 9:42

【チャペル】2020年6月23日「ネガティブをポジティブに!」宮川雅充 教授(環境社会学、統計学Iなどを担当)

宮川雅充 教授
皆さん、こんにちは。総合政策学科の宮川と申します。
 今日は、「懐かしい人に会った」という話をさせていただきます。10年近く前に、このチャペルアワーで、「人間万事塞翁が馬」の話をしたことがあります。もし意味をご存じない方がおられましたら、調べてみてください。座右の銘にしている人もいるくらい、素晴らしいお話だと思います。本日するのは、それと関わるような話だと思います。
私は最近、ある意味で、マイケル・ジョーダン(敬称略)と「再会」しました。マイケル・ジョーダンは、バスケットボールの往年の名選手ですね。詳しい説明は不要でしょう。ちなみに、誤解のないように補足しておきますが、一度も会ったことはありません。ただ、若かりし頃、彼のプレーと勝負強さのファンだったというだけの話です。彼のドキュメンタリーである「ラストダンス」が公開されたことの影響か、マイケル・ジョーダンに関わるニュースを目にする機会が増えたように思います。それは、とても懐かしいものでしたし、結果的に、彼の勝負強さというか力強さというか、逆境を乗り越えていく(ネガティブをポジティブに変えていく)その圧倒的な魅力を、私に思い出させてくれました。
彼は歴代でもNo.1プレーヤーといえる候補の1人だと思いますが、若い頃は得点王にはなれるが優勝はできず、何度も何度も壁にぶつかっていました。しかし、一度、優勝してしまえば圧倒的強さで3連覇、その後1度目の引退をして、野球に挑戦していましたが、電撃的に復帰。そのシーズンのプレイオフでは完全な本調子に戻っていなかったこともあり負けてしまったのですが、その次のシーズンから再び3連覇。結局、ファイナルでは一度も負けなかったと記憶しています(ちなみに彼は、その後引退し、もう一度復帰するのですが、その話はここではしません)。
結局、何度も何度も失敗し、壁にぶつかりながらも、それを乗り越えていったスーパースターと再び会い、自分の若い頃のこと(ある意味での「初心」)を思い返したということです。今は、新型コロナの影響で、通常よりも困難な時期だと思います。しかし、私たちは、とにかく、この逆境を乗り越えていかなければなりません。だとするならば、今を生きるしかない。誰が言ったか知りませんが、時間は万人に平等です。逆境に強いマイケル・ジョーダンと「再会」し、自分を奮い立たせたという話です。
皆さんも、様々な状況にありながらも、今を生きていらっしゃることと思います。苦しい状況にあったとしても、それは、もしかしたら、「塞翁が馬」、要するに、とらえ方次第なのかもしれません。たいていのことは、あとで笑い話になるらしいので、一日一日を丁寧に、前向きに頑張っていきましょう。最後に、今回の事態が一日も早く良い方向に向かい、皆さんと「いつもの」チャペルアワーでお会いできる日を楽しみにしております。

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  • 投稿日時:2020/6/27 23:31

【チャペル】2020年6月16日「あなたにとっての大学の学び」宗前清貞 准教授(総合政策A、行政学などを担当)

無題
チャペル講話(縮小版)
宗前は、琉球大学や大阪薬科大学を経て、2016年に本学に移籍した。総合政策学部では「総合政策A」や「行政学(2年春学期)」などを担当している。医療制度を専門にしているが、法学部出身で政治や政策の構造を分析する政治学研究者である。
子どもの頃に、医療マンガの傑作『BLACK JACK(手塚治虫著)』に出会って以来、医療への関心は強かったが、医師でもない自分にはできないと思っていた。ところが、琉球大学時代に、沖縄県立病院のあり方を検討する審議会委員に有識者として選ばれて、いろいろ学ぶ機会があった。医療制度は複雑で難しかったが、内容も面白く、15年以上に渡って医療問題の政治学を研究している。
最近、医療制度に関する研究書を出版した。ずっと続けてきた自分の医療制度研究にまとまりをつける形になったが、その過程で、高校や大学のときに学んでいたことが今の自分の分析能力の基盤となっていることに気づいた。学んでいたときには、後にこういう形で結実するとは思っていなかったが、結局学んだことというのは、何一つムダにならないと思う。
私は2年浪人して入学し、再受験のため1年留年して3年遅れで大学を卒業した。現役進学した高校同級生は社会人4年目、多少の焦りもあった。だが今振り返ると、その「遅れ」は、自分の学びを成熟させるために必要な時間だったのだ思う。
いま、コロナ禍で3ヶ月近い自宅待機の大学生活が続いている。浪人や留年経験と同じく、それは本来ないほうがいい。しかし、”Crisis As an Opportunity(危機こそ好機)“という表現があるように、そうした状況をチャンスに活かすこともできる。「本当なら登校できていたのに」という悔しい気持ちは向学心の表れだから、愚痴だなどと切り捨てず、肯定的に評価していい。その一方でオン・デマンド講義やオン・ラインゼミという新しい学習スタイルによって、自分のペースで学ぶことの意義を理解するチャンスでもある。今だからこそ得られる学びのスタイルに気づくことができるのだ。
高校時代に進学を目指していた頃、学びとは競争であり上を目指す展開だったかもしれない。一方で、大学の学びはもっと水平的で個性的なものだ。ライバルは自分であり、より深く学ぶことが重要だ。
秋学期にはきっと落ち着いた状態で対面授業を再開できるだろう。そこで成長した学生一人ひとりと会うのを心待ちにしている。

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  • 投稿日時:2020/6/20 22:36

[チャペル]2020年6月9日 KSC学生団体によるメッセージ(2)

1. フィリピンの女性と子どもと一緒に歩む学生団体 くじら
上田千裕(総政3年)
リカとの集合写真 販売様子
フィリピンの女性と子どもと一緒に歩む学生団体くじらです。私たちは刺繍商品の販売活動を通して、フィリピンの貧困地域に暮らす女性や子ども達の自立支援・教育支援を行っています。女性たちが一針一針想いを込めて刺繍した商品を通して、多くの方にフィリピンの貧困の現状や女性たちの活動についてお伝えしています。他には現地訪問するスタディーツアーや同志社・立命館大学との合同企画もあるので、ボランティアに踏み出すきっかけになれたらなと思います。学校が始まらず、実感のないまま授業が始まり、一緒に授業を受けたりサークルを探す友達も作りづらい環境だと思いますが、学校が再開してみなさん活動とできる日を楽しみにしています。

2. 国内ボランティアサークル つなぐ
坂根舞(総政2年)
つなぐ1 つなぐ2
皆さん、こんにちは。国内ボランティアサークルつなぐです。私たちは、主に国内の子どもたちを支援する活動をしています。具体的な活動内容は、子ども食堂や児童養護施設の訪問などです。地域と連携して行っています。私たちは、「継続性・主体性・自主性」を大切にボランティア活動を行っています。今回、コロナの影響で学校が休みになり、家にいる子どもたちと、その親御さんたちのお役に立てないかということで、オンライン学習支援を開始しました。小中高生を対象に、Zoomを使って宿題や課題のお手伝いをします。三田キャンパスのボランティアサークルを中心に学生主体で行っています。大変な時期ですが、このような時だからこそ、私たちが今できることを頑張っていきましょう。

3. 関西学院大学YWCA 秋田美空(総政3年)
YW2 YW1
私は2年生の時に、関西学院大学YWCAを友人と立ち上げ、活動をしてきました。YWCAは、キリスト教を基盤とした世界最大級の国際女性NGOで、弱い立場におかれているマイノリティをエンパワーし、さまざまな問題に包括的に取り組んでいます。私は大学1年の時、初めての一人暮らし、慣れない環境で挫折しそうになりましたが、いろんなことに前向きにチャレンジして、YWCAと出会い、現在はジェンダーやセクシュアリティに関わる様々な活動を行なっています。大学ではいろいろなチャンスがたくさんあります。今、キャンパスに行けず、慣れない授業で不安だと思いますが、自分のペースで、少しずつ知見を広げられれば、そこにはたくさんのきっかけがあると思います。ぜひ、無理をしすぎず、頑張って欲しいです!関学YWCAでは、6月のプライド月間に合わせて、YouTubeライブ、Zoomで当事者とおしゃべり会、当事者のオンラインMeetupなど、LGBT+に関わるイベントを開催予定です。これが皆さんの新たなきっかけとなれば嬉しいので、ぜひ参加してみてください!私自身もバイセクシャルなので様々な人に会えることを楽しみにしています。ぜひ、オンラインでお会いしましょう!

4. J-FUNユース K.G. 吉村冴(総政3年)、下和佐涼花(総政2年)
Jfun
私たちJ-FUN Youth K.G.は難民問題解決に取り組むUNHCRの学生支部として活動しています。私たちの団体は小規模なので、難民の方々と交流したり、自分が考えたイベントや企画が実際に団体として実施されるという特徴があります。今は、直接会って話し合うことはできませんが、「今だからこそできること」を考え、オンラインミーティングでの活動を続けています。1年生の皆さんは学校に行けず、不安に感じることが多い思いますが、私たちも全力で立ち向かっています。学生という立場で何ができるのか、悩んでいる方、もしくは明確にやりたいことが決まっている方、私たちと一緒に「今できる」社会貢献してみませんか。皆さんと一緒にキャンパスで活動できる日を楽しみにしています!!

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  • 投稿日時:2020/6/15 11:51

【チャペル】2020年6月2日「”あなたの世界”の版図を広げよう」村瀬義史 宗教主事

6.2 村瀬

(縮小版)関西学院は「ミッション」を強く意識している学校です。他の人との比較ではなく学生の人としての成長に関心を寄せています。また、関西学院がミッションを大事に考えている、ということは、つまり、関西学院につどうみなさんに、たえず、「あなたのミッションは何ですか?今日、あなたの使命は何ですか?」ということを問いかけている、ということでもあります。

イエス・キリスト自身も、様々な人と出会う中で、自分のミッションを探究しました。彼は「病人」や「罪人」と当時みなされていた人たちに、特に深く耳を傾けたことが聖書に書かれています。これらの人々は、周囲の人々から見下され、社会的に低められ、弱い状態にあった人々です。周囲の人からその存在や発言を軽んじられたりしている人々の言葉、注意深く聞かないと聞こえない小さな声に耳を傾けることで、イエスはとても広い地平を生きていたのだと思います。そのように自分の世界を広げる中で、人を分け隔てない無条件の神の愛を知り、自分のミッションを見定めていったのではないか、と思うのです。

わたしたちが自分の生きる世界地図を広げる方法の一つがここに示唆されています。自分の地図を広げるというのは、単に、空間的な移動範囲を広げるということではありません。あるいは、インターネットなどで世界各地の情報を自分の所に集めるということでもありません。聞こうとしなければ聞こえない言葉を聞き、見ようとしなければ見えないものを見る、ということが、自分が生きている世界を広げるために必要な一つの道なのでしょう。

Stand Under Others To Understand Othersという言葉があります。誰かを、また、何か物事を理解しようと思うなら、相手に対する敬意をもって向かい合うことが必要です。世界を広げるための大切な構えだと思います。まずは身近な人との間で考えてみてください。今、様々な制約がありますが、二度と戻ることのない関学生としてのひと時ひと時です。どうか、関学での学びを通してあなたの生きる世界を広げ、そこでの活動を通して自分の使命を探っていってください。そのことが、あなたの関学ライフを一層ゆたかにするでしょう。

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  • 投稿日時:2020/6/7 0:01

【チャペル】2020年5月26日「風、息、いのち、呼び声」李政元 教授(家族福祉論、データ解析Ⅱなどを担当)

5.26 李先生
マルコによる福音書 4章 39節
イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新2回生、新3回生、新4回生の皆さんお元気ですか?
 本来であれば皆さんの元気なお顔を拝見しながらチャペルの時間を持てたらと願っておりました。自宅やあるいは下宿先でこれを聞いている皆さんはどのような毎日をお過ごしですか。
 今、風が吹き荒れています。私たちの乗っている社会という船は大きく激しく揺らぎ、私たちは今にも命と生活を運ぶその船から振り落とされようとしています。
 新型コロナウィルスに日々、多くの人々が感染し、命を落としています。目に見えない小さくも大きな敵の前に、私たちは殆ど何もできずにただ立ち竦むばかりです。生命の危機に瀕するとき、自分を守ってくれていると信じていたものが私たちから一枚そしてまた一枚と剥がれ落ちていきます。
 人は、自身の命が危険に晒されるとき、あるいは対処困難な出来事に遭遇するとき、心は平静さを失い、身に降りかかった出来事の責任を自分以外の誰かのせいにすることがあります。平静を失った心は、その凶暴性を剥き出しにして、自分以外の誰かを攻撃することすらあります。
 今のこの危機は、私たちに問いかけます。「あなたは、これからどうするのか」と。
 私たちが体験している喪失の多くは、新型コロナウィルスの存在だけによるものでは説明が尽きません。私たち人間がこれまでに、小さくも誤った「合理的」な判断?を積み上げてきたことによってもたらされたものも少なくないのです。それら小さくも誤った判断の裏には、大切なことの順番付けを少しずつ間違えてきたことにあるように思います。
 地球規模で人とモノの移動はかつては想像もできないほど速くなり、同時にウィルスの伝播も制御できないほど速くなりました。大都市圏を中心とした経済活動の局地化は一見すると合理的選択のように見えますが、そこでウィルスは猛威を振るい、全てが揃っていたはずの大都市の医療資源をあっという間に食い潰し、医療は崩壊し、救えたはずの多くの命を奪っています。
 皮肉にも、人間の外出と経済活動が抑制されるなか、淀んでいた空、川、そして海が澄み渡り、生き物たちが帰ってきたという知らせを耳にするようになりました。「今、人々に光は見えないが光は大空に輝いている。風が吹き渡り、大空を掃き清める。(ヨブ記37章21節)
 今の危機は私たち1人ひとりに問いかけます。「あなたは、これからどうするのか」と。
 今回の出来事は多くの人たちの人生を一変させました。突如ウィルスとそれによって引き起こされた病によって人生を中断させられた人々、愛する家族が奪われた人々、人を疑うようになった者、人を差別し批判・攻撃するようになった者、いやいや、人をより信頼するようになった者、自分以外の誰かの命を守りたいと考えるようになった者、この世界をより良くしたいと考えるようになった者がいるはずです。そして皆さんはどうでしょうか?「あなたは、これからどうするのか」との問いかけにどのように応えますか。

本日の聖書をもう一度読んでみます。

イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。
今、激しく吹き荒れる風のなかから、私たちに「静まれ」との呼び声が聞こえてくるように思います。祈りましょう。

  • 投稿者:
  • 投稿日時:2020/6/1 15:38

【チャペル】2020年5月19日「困難な時に味わう言葉」細見和志教授(哲学概論、公共哲学などを担当)

5.19 細見先生

(要旨)
困難に出会ったとき、私たちはどうすればいいのでしょうか。歴史を振り返れば、人類は様々な困難に直面してきました。こんな時は、過去の先人の言葉に耳を傾けましょう。今日紹介するのは、「聖書」の言葉と、古代ローマ、ストア派の哲学者 エピクテトスの言葉です。

【聖書】ローマの信徒への手紙5章1~5「わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」
これはパウロがローマにいるキリスト教信徒にあてた手紙にある言葉です。苦しいこと、困難なことに出会うと、私たちは委縮してしまって何も考えられなくなります。しかし困難を恐れてびくびくしているだけでは何も解決はしません。パウロは、私たちには困難に耐える力が与えられていることを知ってほしいいと訴えています。忍耐は、単に我慢するということではありません。忍耐は私たちに、自分には困難に対処する力があることを気づかせ、それが練達を生み、困難を乗り越える希望へとつながっていくのだ、とパウロは言いたいのです。

【エピクテトス『提要』(10)】〈困難こそが君を成長させる〉「きみが出くわすことになるどんな事態に対しても、君自身を振り返って記憶しておくがよい。困難な事態に対処するために、君がどんな能力を持っているかを探し出すように。もし、魅力的な美男美女を目にすれば、彼らに対する自制心をきみは見つけるだろう。もし苦労を背負わせられるならば、忍耐心を見つけるだろう。口汚く罵られるならば、辛抱強さを見つけるだろう。」

パウロとほぼ同時代の哲学者 エピクテトスの言葉はさらに具体的に困難に出会ったときの心構えを説いています。困難は避けることはできないし、恐れおののいていてもどうにもならない。むしろ困難は自分の能力を見つめなおすいい機会なのだ、とエピクテトスは言うのです。困難な時にこそ、自分に何ができるか、を冷静に探し出せ、そうすれば困難は自分を成長させる絶好のチャンスとなる、と説いています。自粛が要請され、家にこもって生活することを強いられている今だからこそ、自分自身を、自分の心を冷静に第三者の目で観察し、困難に対処する知恵を養う必要があるのではないでしょうか。

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  • 投稿日時:2020/5/23 0:08

[チャペル]2020年5月12日 KSC学生団体によるメッセージ(1)

Club Geordie、こみんか学生拠点、関学大YMCA-KSC、Bridge for Children,KGU

<Club Geordie> 前田日菜子(総3)
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私たち国際交流・国際協力支援団体CLUB GEORDIEは、「The First Step to the World」という理念のもと、私たちと関わる全ての人に世界への第一歩を踏み出す機会を提供しています。皆さんと同じように私たちの団体も、これまで計画していたこと、新しく挑戦したかったことが、したくてもできない状況に置かれています。ですが、このピンチをチャンスと捉えて、今だからこそできることを考えることも悪くないと思いませんか?ネガティブな気持ちとはおさらばして、「コロナがあったから全力になれた」と思えるように、みんなで頑張っていけたらと思っています。皆さんにキャンパスで会えること、そして一緒に活動できる日を心から楽しみにしています。

<こみんか学生拠点> 藤原拓海(総2)
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皆さんこんにちは。こみんか学生拠点、2年生の藤原拓海です。今回私が伝えたいのは「この期間を自分の大学生活を考える時間にしてほしい」ということです。大学生活の4年間、目的なく過ごしてしまうとあっという間に終わってしまいます。だからこそ今の自粛期間に大学生活の中で、自分が何をやりたいのか、どんな姿になりたいのかを考える時間にしてほしいなって思います。そういった方向性を定めて過ごすことでより多くの学びや経験を得ることができます。そのように、せっかくの大学生活、より良いものにしてもらいたいなと思います。
今1年生で、学校にいけない状況で大学生活をイメージするのは難しいと思います。だからこそ先輩たちを頼ってほしいです。「こみんか学生拠点」には大学生として多くのことにチャレンジしている先輩がいるので、お気軽に相談待ってます。

<関西学院大学YMCA-KSC> 山口菜々果(総2)
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私たちKSCYは二回生5人、三回生4人、四回生2人の計11人で活動しています。フェアトレードを中心とした活動に加え、週に一度の勉強会やYMCAの全国や海外へのプログラムへの参加を通して「一人一人の考えや価値観、多様性を認めポジティブネットを広げる」ことを大切に活動しています。世界120の国と地域に多くのメンバーがいるYMCAだからこそできる活動を今後も挑戦し続けます!このような状況だからこそできることや、一人一人がやってみたい活動や想いを実現したいと思っています。国際協力や貧困問題、あらゆる社会問題に興味はあるけど何をしたら良いのか、どう貢献できるのか悩んでいる方、ぜひKSCYで一緒に見つけませんか?

<Bridge for Children, KGU> 吉田さゆり(総4)、槙田雪乃(総2)
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学生国際協力団体Bridge for Children, KGUです。私たちは「For the Children’s Smile」という理念の下、日本国内外の子どもに関する活動をしています。具体的な活動は、途上国の子どもたちへ物資支援を行う海外支援プロジェクト、小学校から短期大学まで幅広い年代に向けた国際理解教育、そして子ども食堂など日本の子どもに関する活動の3つです。今、1年生の皆さんは学校に行くことができず大学生になった実感もないまま授業が始まっていることに不安を感じられているでしょう。ですが、その不安が大きい分、皆さんは残りの大学生活をきっと人一倍有意義なものできるのではないかなと思いますし、私たちBFCはそうなることを願っています。

記録

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  • 投稿日時:2020/5/18 19:23

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