2010年4月

新しい風―研究演習編

またまたWEB担当のいわさきです。

今日は昨日までと打って変わって気持ち良い晴れ陽気ですね!
こんな日はピクニックにでも出かけたいですね。
まあ神戸三田キャンパスはわざわざピクニックに出かけなくても、
キャンパス内を歩いているだけでそれなりにピクニック気分を
味わうことができるんですけどね!?(*^_^*)ゞ

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ちなみにこれは、少し前に撮影した桜とKSC。もう桜も散ってしまいましたね・・・

前回の記事「新しい風―基礎演習編」に引き続き今回は、
「新しい風―研究演習編」です!

鎌田ゼミのスタイルは研究演習Ⅰ・Ⅱが合同で行われ、
火曜5限はマクロゼミ木曜日4限はミクロゼミが開催されます。

マクロゼミは、一冊の本を通読し、その本に書かれている全体像を理解します。
ミクロゼミは、一冊の本の一部(一章分ずつくらい)を精読することで、
著者の表現しようとしていることを事細かに議論していきます。

今回の記事ではそれぞれの回にどんな本を読んだかを簡単にご紹介いたします。
(もう少し詳しい内容は、後日紹介する予定です。また、近日公開します
鎌田ゼミ2010年度WEBサイトには、講義に使われた読書案内を掲載する予定です。)

マクロゼミ
4月6日:土居健郎『「甘え」の構造』
日本人の精神の根底には「甘え」の文化が存在しており、そこから
様々な行動様式が生まれる。
日本文化・日本人・心理学・社会学 に興味がある人おススメです。

4月13日:D.リースマン『孤独な群集』
アメリカの社会学者であるリースマンは、人口の変化に伴う社会の変化を、
社会構造と、社会の成員の「社会的性格」に着目し、現代アメリカ社会の
構造を明らかにしようとしている。
政治的無関心・社会学・心理学・文化人類学 に興味がある人おススメです。

ミクロゼミ
□現在ミクロゼミでは、カント『道徳形而上学原論』を精読中です☆
道徳とは一体何なのか?何が道徳的行為といえるのか?
道徳的行為を阻むものは一体何なのか?
様々な議論を通して、「道徳」の全体像に近づいていきます!

せっかくなのでこれからゼミで扱う予定の文献もちょっとだけ紹介します。

◆マクロゼミ(* はキーワード)
■4月27日:シラー『美と芸術の理論』 *芸術・文化・哲学
■5月11日:イリッチ『脱学校の社会』 *教育・社会学
■5月18日:オルテガ『大衆の反逆』 *社会学・大衆社会批判
■5月25日:ホイジンガ『ホモルーデンス』 *教育・発達心理
■6月22日:ソンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』 *経済学・社会学・文化
■7月6日:ボードリヤール『シミュラークルとシミュレーション』 *哲学・社会学

◇ミクロゼミ
しばらくは道徳形而上学原論です。
□5月13日:鎌田教授よりカントについての講義があります。
□5月20日より、アレント『人間の条件』(*政治学・公共哲学)です。

もしも興味がありましたら、教室は、Ⅲ号館320ですので、
ぜひ聴講においでくださいませ◎

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授業風景―議論で熱くなっているときは撮影を忘れてしまうので残念(^^;)

新しい風-基礎演習編

お久しぶりです。WEB担当のいわさきです。
最近ブログの更新が滞っており、

「おっ鎌田ゼミは、またオーバータスク気味なのかしら」と
思われた方もいらっしゃるかもしれません(^皿^)
(そんな方がいるくらいこのゼミが注目を集めているのであれば、これほど名誉なことはありませんね。)

さて本日は、研究演習ではなく、基礎演習について少し紹介したいと思います。
4月14日に第一回目の鎌田基礎演習が開かれました。

ちなみに注目の(!?)研究演習の記事はコチラ

今年の基礎演習生は全員で20名。
留学生、元ラグビー部、自称ゲレンデのプリンスなどなど…
個性豊かなメンツが揃いました。

基礎演習①
ちょっと緊張?の面持ちの基礎演習生。

自己紹介
30秒自己紹介!短い時間でしたがインパクトのある自己紹介でした★

今回は早速、鎌田ゼミ必携である、河野哲也の『レポート・論文の
書き方入門 』を読みながら、「学習と学問の違い」、「感想文と論文の違い」、
「問う姿勢の大切さ」について考えるグループワークを行いました。

GW
先輩を交えてディスカッション。

高校までの勉強は、ただただ教科書に書かれていることを
覚えたり、回答することがメインであったと思います。
ところが大学では、そうではなくむしろ教科書を疑う、

あるいは、そのような結果がでるのはなぜなのかということを
「問う」ことがメインであります。

現代社会に起こっているさまざまな「問題」と呼ばれるものは、
ただ単に「問題」という立て札をたてて存在するものではありません。
むしろ、とある事象がどのような影響を与えているのか、
なぜそれが起こるのか、それは正しい事なのか、など「問うこと」で
初めて「問題」として取り扱われるはずです。
今回のゼミで考えたことを胸にこれからの大学生活に
挑んでくれることを願いながら、自分自身もこの精神を忘れないように
がんばっていこうと思います。

元基礎演習生
今回は去年度の鎌田基礎演習の学生も応援に駆けつけてくれました!
こうした縦のつながりが鎌田ゼミの強みですね~

プロフィール


鎌田 康男
現在、関西学院大学名誉教授(2016年3月定年退職) 《共生と公共性の philosophy》 ★プロフィール詳細

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