2012年8月

鎌田ゼミの魅力

こんにちは。研究演習Ⅱの小林です。

15人のゼミ生が新たに入ってはや4ヶ月が過ぎようとしています。

そこで、鎌田ゼミの魅力とは何かを、研究演習1の人に聞いてきました。

「答えがないことを一人でも、大勢でも考えることができることが魅力的です」

 

「ゼミに入ったことによって、様々な知識が身に付き、大学生活内で多くの人と様々な話題を話せるようになりました」

「どのような分野の問題意識や興味でも、広く受け容れてもらえるところが魅力的です」

「毎週欠かさず文献を読むことによって、知識のレベルアップに励み、視野を拡げることができます」

「過去の哲学者たちの思想を、ゼミを通して、自分の思想を組み立てていき、自分が現代社会に対して何がしたいのか、できるのかを発見できます」

「自分の抱く疑問が一体何なのか、それを表現できるようになる」

私が思う鎌田ゼミの魅力は、

「学年を超えて切磋琢磨し、学問というスポーツを通じ、自分の問題意識が何であるかを明確にする技術を身に着けることができる。議論することを通じて、異なる考え方もできるということを確認し合うことができること」です。

一部のゼミメンバーの声ですが、ゼミ選択の参考になればなと思います。

2012年度夏合宿2012/8/5~8/7

こんにちは、研究演習Ⅱの小林です。 毎年鎌田ゼミでは8月上旬に合宿行っています。昨年は滋賀県で行いましたが、今年は福井県今立群池田町にて2泊3日の合宿行いました。本年は例年の合宿と趣旨を変更し、池田町の農村を見て回り、またお話を聞くなどのフィールドワークを主に行いました。 池田町は大阪からJRで約2時間ほどの場所に位置する、人口約3200人ほどの農業が主産業の町です。 池田町は山や川に恵まれた町です。私たちは池田町にある「ファームハウス・コムニタ」に2泊3日お世話になりました。 1日目からグループに分かれ、現地の皆さんと触れ合いながら様々なお話をしました。 1日目の夜は、柳田国男著『日本の祭り』を通じて、祭りとはどのようなものなのか、鎌田先生の講義を受けました。 2日目の夜は、テンニエス著『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』の著書と2日間のフィールドワークを通じて得たことなどを、グループに分かれ議論を交わしました。 議論を通じて、来る前と来てからの池田町の印象はだいぶ変わったのではないかと思います。試行錯誤を繰り返している段階であること、依然多くの問題が残ることなどを議論を通じて話し合いました。 鎌田ゼミでは、多くの哲学書に接することもあって、どうあるべきかhow to beについて考える機会は多いです。どうすべきかhow to doとhow to beをどう融合させていくかがリサーチフェアの、また鎌田ゼミの活動意義はそこにあるのではないかと思います。 ジョン・メイナード・ケインズの師匠、アルフレッド・マーシャルは”Cool head, but warm heart”という有名な一節を述べています。how to do がcool headであるとすれば、how to beはwarm heartです。 最後にゼミ合宿に参加した研究演習Ⅰ高柳君の感想をもって、夏合宿の報告とさせていただきます。 「池田町での夏合宿は、事前にゲマインシャフトやゲゼルシャフトの勉強もしたように、(農村における)人と人との結びつきを実際に目で見て、その上で現代社会について考察することがメインテーマだったと思います。しかし、便利な町での生活に慣れた私には、そのような合宿の内容よりも、池田町で生活することのしんどさが頭に残っています。普段、ある程度の都市化を遂げた町で暮らしている私達にとっては、例えばコンビニのような、いわゆる便利なものが身の回りに溢れているのが当たり前なのですが、池田町にはそれがないのです。このことから、私は池田町は不便な町だと思いましたが、同時に、その池田町で暮らしている人々と比べて、都市化の進んだ町に住む私達は、軟弱になっているのだとも感じました。池田町の炎天下の中、暑さに汗を流しながらも朗らかな笑顔を浮かべる農家のおじさんやおばさんを見た時に、そのことを強く感じました。総じて、池田町に限らず、農家においては、ゲマインシャフトの傾向だけでなく、個人の生きる強さ(この表現が適切かどうかはわかりませんが)もまた強いのだろう、と感じた夏合宿でした。また、周囲の環境が便利になればなるほど個人の生きる力が弱くなるというのなら、今の社会がさらに発展したら、人間は果たしてどうなるのだろうか、ということを考えるよい機会にもなりました。」(研究演習Ⅰ高柳) 以上、小林からの報告でした。

2012年度研究演習2 卒業論文中間発表~Part1~

こんにちは。研究演習2の小林です。 8月1日(水)に研究演習1は春学期末論文の発表及び質疑応答、研究演習2は卒業論文の中間発表を行いました。 研究演習1のテーマは前回のブログで述べたので、今回のブログでは割愛させていただきます。9月中旬頃に鎌田ゼミホームページ内にある各自ホームページに論文を載せる予定ですのでそちらを確認していただければなと思います。 卒業論文のテーマは以下の通りになっています。 神谷: 『死の受容としての物語と現代社会における公共性意識―死生観にみる社会と死の関係―』 小林:『パワー・ポリティクス、相互依存、相互扶助―批判的国際政治学と規範―』 小路:『資本主義の精神・思考と現代の大学生』 山口:『消費社会と日本の就職活動―企業と学生のベストマッチング(良縁)を目指して―』 あと二人いるのですが、当日欠席されたので、次回の発表において掲載します。鎌田ゼミは様々な文献を扱うこともあってテーマが人それぞれ異なっていて興味深いです。 以上、小林からの報告でした。

プロフィール


鎌田 康男
現在、関西学院大学名誉教授(2016年3月定年退職) 《共生と公共性の philosophy》 ★プロフィール詳細

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