2012年12月

12月18日(火) クリスマスワークショップ

こんにちは。研究演習Ⅰの靏です。 12月も残すところ半分を過ぎまして、今年を振り返る時期にさしかかってきましたね。 さて、タイトルにもありますとおり、12月18日(金)にクリスマスについてのワークショップを行いました。クリスマスもあと数日と迫ってきていますが、現在の日本人は、どのようにクリスマスを過ごしているのか、またクリスマスが社会に与える影響は何であるのか、という点についてゼミ生で議論いたしました。 まず、日本では、クリスマスは恋人と共に過ごすという考え方が浸透しているという意見が圧倒的に多く、恋人がいない人たちは、それぞれの楽しみ方でクリスマスを過ごしているとのことでした。しかし、海外で過ごしたゼミ生からは、本来キリストの生誕祭であるクリスマスには、家族と過ごし、教会に行くといったスタイルであったという話しもあり、日本と海外でのクリスマスの位置付けが異なるという発見もありました。 日本では、クリスマスシーズンになると、飲食店はクリスマス専用のメニューを作り、百貨店では、クリスマスプレゼントのための商品を店頭に並べ、外はイルミネーションで美しさを演出している光景が一般化されています。しかし、クリスマスとは本来、キリストの生誕を祝う宗教的な催しものにも関わらず、このように、ただのイベントと化しており、消費社会に組み込まれた行動をとっているというのも事実です。この状態はまさに、私たちが今学期文献で扱った、ボードリヤール著である『消費社会の神話と構造』や『シミュラークルとシミュレーション』の内容を思い出すものでもあります。 しかし、いっぽうでクリスマスにプレゼントを渡すことでお互いの信頼関係を確認しあうこ機会でもあるクリスマスは、一言で消費社会の産物であるというわけではなく、公共的な面も兼ね備えた奥深い催しものであるということでした。 以上が、クリスマスを学術的な面から考察したワークショップの内容です。 残り数日でクリスマスを迎えますが、皆さんにとってクリスマスが素敵な日になることを祈っています。 以上、靏からのコメントでした。

ドイツ研修番外編~クリスマス~

こんにちは、研究演習2の小林です。

ドイツにおけるクリスマスの特徴を紹介します。
ドイツでは、12月初頭のアドベントからクリスマスにむけて準備をし、幼子イエストの生誕を祝います。
街にはイルミネーションが飾られているという点では共通していますが、日本のイルミネーションは様々な色のランプが用いられているのに対し、ドイツでは、基本的に一色で、雪を表現しています。
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街の至る所で、新約聖書に出てくる箇所を表現したものもあります。
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クリスマスマーケットが大小様々な街で行われています。マフラー、グリューヴァイン、チーズ、ソーセージ、置物など様々な商品が売られています。
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ほとんどのお店が、クリスマスイヴとクリスマスは閉店ないしは普段よりも早く閉店します。日本ならば、クリスマスは稼ぎ時として様々な業種が「クリスマス商戦」に力を入れているのと大きく異なります。
最後にバイエルン州の美しい風景です。
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以上、小林からの報告でした。

12月16日(日)ドイツ研修3日目

[報告者:村田] [編者:小林]

ドイツ研修3日目は、プリーンから電車で1時間ほどのところに位置するミュンヘンに移動し、サッカー観戦組とミュンヘン散策組の二グループに分かれて行動しました。最初にサッカー観戦を、次にミュンヘン散策の報告です。

観戦した試合はブンデスリーガ二部のリーグ戦で、スタジアムを満たすほどの観客はいませんでしたが、試合前からサポーターが街路でチームの応援歌を歌って熱狂する様子は、サッカーそれ自体がドイツの文化の一部であるといえます。

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試合中も熱狂的で、応援しているチームの選手が犯したミスに対する罵倒に近いような批難や発煙筒を焚いての応援に形として表れていました。やはり、ドイツではビールを片手に観戦するのが基本的なスタイルであるようです。それに加えて、選手のプレーにも日本との違いを見つけることができました。ドイツのスタイルは人に向かう姿勢が激しくて、相手選手への当たりの強さが目立ち、それに伴う選手同士のやりあいなどは日本との違いといえます。激しいスライディングや豪快なプレースタイルは見物でした。

次にミュンヘン散策の報告です。最初にカトリック教会を訪れました。南ドイツはカトリック教徒の人が多く、生活に根付いているということもあって、ミュンヘンの至る所に大小様々な教会がありました。私たちが訪れた教会はバロック建築の教会でした.

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次に、3つの鐘を持つ14階に相当する塔を上りました。美しい鐘の音が鳴り響くミュンヘンを一望することができました。

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その後、現代芸術を集めた美術館ピナコテーク・モダンを訪れました。風刺画、映画、雑誌、絵画や彫刻、机やいすなどに漆を塗ったものなどが展示されていました。

ピナコテーク地域は美術館が集中している場所です。現代芸術だけでなく、19世紀までの芸術を見ることができます。また美術大学もあるため、美術学生にとっても良い刺激となる場所と感じました。

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12月15日(土)ドイツ研修2日目

[報告者:乾] [編者:小林]

ドイツ研修2日目では、拠点となるホテルのあるプリーン市内でのフィールドワークを行いました。

学生たちが各自設定したテーマに沿い、大まかにグループ分けをして活動しました。

学生から提示されたテーマ設定と大まかなグループ分けは以下のようなものです。

A. 消費生活

・日本とドイツにおける商品、価格帯の違い

・店頭から見るドイツ人の食生活

B. 都市と社会学

・プリーン市に見られる”コンパクトシティ”としての特徴

・教会建築と教会に集まる人々から見るドイツ人の精神性

・日本とドイツにおける広告物に関する比較

C. 自然環境と人間

・環境に関する公共広告

・ドイツ人の雪に対する精神性

・プリーン市における書店の役割と位置づけ

・ドイツにおける人々の”流行”への態度

フィールドワークは午前11時30頃から始まり、夜7時ごろまで行われました。

その内容と知り得た知識を、少しばかりの画像とともに紹介します。

飼い馬桶教会の中に展示されていたジオラマ。主イェスの誕生のシーンではありますが、飼い馬桶の中にはイェスの姿はありません。街の方に聞いたところ、イェス様の誕生である降誕祭をまだ過ぎていないために、人形がジオラマの中から外されているのだそう。24日を過ぎるまではイェス様の人形が置かれる事はありません。

dousojinntekinaプリーン市内のいくつかの場所に置かれていた、イェス様の銅像。日本で言うところのお地蔵様のようなものです。

名称未設定ドイツの書店兼文房具点の什器を撮影。プリーン市内の書店としては、雑誌の蔵書料が最も多い場所でもありました。雑誌のこういった並べ方は特徴的で、日本ではあまり見られないものです。ドイツの書店の特徴として、置く品物が雑誌に偏っていると感じました。

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プリーンの中で最も多く見かけられた店舗の1つが靴屋さんでした。狭い地域の中にも何軒もあり、底の厚いブーツが非常に多いです。寒いドイツの気候によって特徴づけられた傾向の1つです。

このように様々なことをプリーン市での散策から見いだすことができました。

このフィールドワークは、これからのプリーンでの滞在においても学生たちが意識を持って分析を続ける事柄となります。

ドイツ研修第2日目は、それぞれの学生の目的意識をより明確にする機会となりました。

12月14日(金)ドイツ研修1日目

研究演習2の小林です。

昨日のゼミブログでもお伝えした通り、14日から28日までドイツ研修を予定しています。

伊丹空港8時発の飛行機で成田経由でミュンヘンまで向かい、ミュンヘンからアウトバーンで一時間程にあるプリーン・アム・キームゼPrien am Chiemseeに滞在しています。

14日は丸一日移動がメインでしたので、ホテルの周辺を散策するという形で終わりました。

プリーンは人口1万5千人程の街です。年間5万人の人がプリーンに滞在します。15日から本格的な研修が始まります。

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一枚目の写真は、シュペツィSpeziというコーラとレモネードを混ぜたドリンクです。

二枚目の写真は、アプフェルショリーApfelschorieというリングジュースと炭酸水(天然の炭酸水)を混ぜたドリンクです。ドイツにおけるミネラルウォーターは天然の炭酸水が一般的です。

三枚目の写真は、Putenschnitzel in Rahm Butternudelnという鶏肉を使ったドイツ料理です。

四枚目の写真は、Bayrischer Schweinebraten, Gemischte Knoedelという豚肉を使った南ドイツの郷土料理です。

五枚目の写真は、ドイツ研修中メインに滞在するプリーンのホテルです。

六枚目の写真は、プリーンの夜の様子です。

以上、小林からの報告でした。

12月14日~28日ドイツ研修

こんにちは、研究演習2の小林です。 今年は昨年よりも底冷えしますね。 さて、タイトルにもある通り、14日から28日までドイツ研修を実施します。今回のテーマは、環境政策です。環境先進国として知られるドイツでは実際にどのような政策が取られているのか、などを見学を通じて学んできます。 逐一報告する予定ですので、楽しみにしていてください。 小林

プロフィール


鎌田 康男
現在、関西学院大学名誉教授(2016年3月定年退職) 《共生と公共性の philosophy》 ★プロフィール詳細

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