2010年11月

ジョセフナイ氏 global power shift

こんにちは。小池ゼミのみなさん、リサーチフェアお疲れ様でした。
いかがでしたか。また新しく多くの人が小池ゼミに興味をもっていただけていたら嬉しいですね♪

さて、先日インターネットで進級論文の文献さがしをしていましたところ、たまたま興味深いビデオを見つけました。桜井さんの“ソフトパワー”に関する過去の投稿にも登場した、ジョセフナイ氏のスピーチです。もしまだご覧になっていないようなら是非チェックしてくださいね。
http://www.ted.com/talks/joseph_nye_on_global_power_shifts.html

ヒラリー国務長官が今回の東アジア共同会議に出席した理由も、このビデオをみて納得できたきがします。そういえば就任当時から、「米国の問題は米国だけで片付けられないし、世界の問題は米国抜きに片付けられない」と言っていましたよね。軍事力と外交力(ハードとソフト)のさじ加減を調整しつつ、いま米国は新たなリーダーシップを模索して動き出しているようにも感じます。

リサーチフェア2010 お試し小池ゼミ2~アメリカ政策研究など色々やってますよ~

11月5日、6日に行われたリサーチフェアで、小池ゼミは5日のみですが、ゼミの紹介やゼミ生による研究報告のプレゼンテーションを行いました。自由形式での発表は、人が集まりにくいという話をよく耳にしておりましたが、昨年に引き続き予想を上回る方々にお越しいただきました。発表に来て下さった方々にはあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

発表は、3回生の発表、4回生の発表、座談会の3部構成で行われました。3回生は、アメリカが持つパワーを、3つの班に分かれて、それぞれ経済、軍事・政治、文化の側面から分析するということを行いました。4回生は、先日行われた中間選挙について、そもそも中間選挙とは何なのかということ、ティーパーティについて、選挙の争点となったもの、そして、結果分析などを発表しました。小池先生にも、ゼミの紹介や、学生の行ったプレゼンの補足などを話していただきました。座談会では、ゼミのことについて知りたい方々に、ゼミ生からゼミの活動内容などを説明させていただきました。

ここでは、中間選挙の結果について書かせていただきます。先週の火曜日に行われたアメリカの中間選挙では、オバマ大統領が所属している民主党が歴史的な敗北という結果になりました(まだ書いている段階でのMSNBCのニュースサイトによりますと上院では、アラスカ州のみ議席が確定しておらず、下院でも9議席がまだ未決着ですが)。民主党は、上院ではかろうじて過半数を維持したものの、下院では、議席を61議席以上減らすことが確定しており、共和党に過半数を獲られることになりました。与党がこれだけ議席を減らしたのは、1938年のフランクリン・ルーズベルト政権時以来と言われています。2012年の大統領選挙まで、オバマ大統領は苦しい議会運営を強いられることは間違いありません。ただし、1994年の中間選挙で大幅に議席を減らしたクリントン政権は、その後の議会運営を乗り切り、1996年の選挙で再選しました。このような例もあることから、オバマ大統領は次の大統領選挙での再選が難しくなるという見方を簡単にすることはできません。これからもオバマ大統領の政策に、注目する必要があるでしょう。

リサーチフェアの発表のとき、小池ゼミに興味を持っていただいた方が多かったと同時に、金曜5限に行っているアメリカ政策研究会にも関心を持っていただいた方もおられました。この研究室ブログでも、何度も紹介させていただいておりますが、場所は3号館227教室で行っております。今後も、中間選挙の結果について、また、現在行われているAPECについてなど取り上げたいと思います。それでは失礼致します。

桜井祐貴

2010年10月28日小池ゼミ研究演習Ⅱ

●中間選挙の予想について

中間選挙とは…大統領選は4年ごとにあるが、半期(2年)で経過した時点で行われる

今年は11月2日(tue)  選挙日の決め方:11月の第一月曜日に属する火曜日 (連邦法)

米二大政党:民主党(Democratic party) 共和党(Republic party)

上院 6年  定数100名 →中間選挙によって36改選

下院 2年  定数435名 →中間選挙によって全議席改選

【現議席数】

上院 民:57議席  共:41議席  無:2

下院 民:253議席  共:177議席  空:5

【ねじれ国会】

中間選挙により下院が共和党多数になる可能性はあるが、上院は36議席しか変わらないので、民主党が多数になる可能性がある……上院と下院で多数議席のpartyが異なる

【オバマ支持率】

当選直後…68%

中間選挙前…40%前半

【予想】

民主党:上院からマイナス7~8議席、下院からマイナス47議席

→下院では共和党が優勢

この中でもにtea party属する人は上院8人、下院33人…ねじれ国会にtea party派が増えることで、オバマ政権に暗雲

民主党に投票する人は43%

共和党に投票する人は48%(7割tea party支持者)

2012年にオバマが再選するにはtea partyとの向き合いがカギ?!

 

オバマ政権の人事

2008年11月4日に全米で行われたアメリカ合衆国大統領選挙において、民主党のオバマ氏が365人の選挙人(29州)、共和党のマケイン氏が173人(22州)の選挙人を獲得。オバマ氏が第44代アメリカ合衆国大統領に正式に就任。政権発足後、オバマ氏が指名したスタッフらによる不祥事の発覚が相次いだ。納税漏れの発覚で2人が指名を辞退、商務長官候補に至っては、指名者が次々に辞退する異例の事態となった。

 

1. オバマ政権の官僚人事

【官僚級高官】                                                                                    【官僚】

副大統領兼上院議員議長 ジョセフ・バイデン     国務長官 ヒラリー・クリントン

首席補佐官 ラーマ・エマニュエル               財務長官 ティモシ‐・ガイトナー

環境保護庁長官 リサ・ジャクソン                国防長官 ロバート・ゲイツ

行政管理予算局長官 ピーター・オルザグ       司法長官 エリック・ホルダー

通商代表 ロナルド・カーク                       内務長官 ケネス・サラザール

国連大使 スーザン・ライス                      農務長官 トマス・ヴィルサック

大統領経済諮問委員会委員長クリスティーナ・ローマー 商務長官 ゲイリー・ロック

中央情報局長官 レオン・パネッタ

国際経済会議委員長 ローレンス・サマーズ                   etc..

 

2. 中間選挙を目前にして

2010年10月2日、オバマ政権への過去2年の国民の意見が大きく反映されるこの中間選挙を目前にオバマ政権から離脱するものが出てきたのである。

2010年7月末 オバマ経済チームのオルザル行政管理予算局長官が辞任。

2010年9月末 ローマー大統領経済諮問委員会(CEA)委員長が辞任。(→景気対策による失業率は8%以下に抑えられるとの見方を示したが、これは大きな誤算で、 政権の経済運営に対する信頼低下の端緒となった。)

2010年10月1日 エマニュエル大統領補佐官が辞任。(→次期シカゴ市長選挙に出馬予定。)

 2010年10月9日 ジョーンズ大統領補佐官が近く辞任する。

2010年9月21日 サマーズ大統領補佐官(経済政策担当)兼国家経済委員長の年末退任。

(→ハーバード大学に復帰し、“グローバル化する世界経済の下で米国経済を発展させるための戦術について研究する予定。)

2011 ゲイツ国防長官 来年中に辞任の意向。

大統領の経済チームには、政権発足とともに参加した主要メンバーとしてはガイトナー財務長官のみとなった。

 

中間選挙まで、後1週間を切ったがオバマ氏率いる民主党は票を巻き返すことができるのだろうか。

 

●11/4までの課題

選挙結果(aki)

CNN分析(mayu)

ABC分析(takuya)

BBC分析(sayumi)

 

●ヒラリー・クリントン国防長官

EAS(East Asia Summit)

日本、韓国、中国、オーストラリア、ニュージーランド、インド、ASEAN(シンガポール、マレーシア、ラオス、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ミャンマー、カンボジア、タイ)

ASE+3  EAS+豪、NZ、インド  ロシア、アメリカ

ハノイで行われる東アジア共同会議になぜ出席?

→ASEANにとって脅威の中国のためアメリカが関与してくれた方がいい、アメリカにとって中国はパートナーになりたい存在⇒会議に参加

 

●G20

G8(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、カナダ、ドイツ、イタリア)

新興11(中国、インド、ブラジル、インドネシア、トルコ、アルゼンチン、オーストラリア、南アメリカ、メキシコ、韓国、サウジアラビア)

EU

通貨安競争…経済悪化で輸出で稼ごうとする、輸出するにあたって通貨が安い方が得

アメリカが通貨安にすることで他の国々にとって不利益

 

●TPP(Trans Pacific Partnership agreement)

環太平洋戦略的パートナーシップ協定

シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイ

2006年以降4カ国間の関税をなくす⇒アメリカが参入しようとしている

日本の輸出が厳しくなる、経済に影響…日本も自由貿易協定に加入するべき?

+ 日本のものがより多く輸出できる

- 安価なものが輸入できることで、日本の農業に影響がでる

 

  • 投稿者:
  • 投稿日時:2010/11/1 16:20

2010年10月21日 小池ゼミ研究演習Ⅱ

●卒業写真●

11月18日 木曜日 13時半 第二厚生棟集合

全員がそろわなければ、別で撮る。

 

●レジメ、論文の書き方●

章…1、2、3

節…(1)、(2)、(3)

項…①、②、③

参考文献…著者(出版年),『タイトル』出版社。

●課題●

卒論の章だてと、参考文献リストを10月28日提出。

●卒業論文レジュメ発表●

Noppe…日本政治これからの世襲のあり方~英国制度を参考に~

2009年の政権交代後、民主党の世襲が長引くのでは?

    19世紀以降の英国の汚職問題撲滅制度、選挙問題を参考に日本の政界を考える

    日本の世襲問題

    英国の選挙制度、候補者制度

    日本は英国の選挙制度を取り入れられるのか

    これからの日本は世襲問題を解決できるのか

    ※世襲の問題点を論証する必要がある

      →どのように日本に悪影響を与えているのか述べる

Vivi  …在日米軍という名のボトルキャップ

     旧日米安全保障条約から安保理のことを調べ、9条を参考に日本の軍隊について

     アジアにおける日米同盟の役割、どのような影響があるのか

     日本の潜在能力、沖縄基地の存在意義とは?

     ニクソン・フォード キャッシンジャーの言葉「歴史・地理から学べ」

     戦後に起こったこと、現在のことを考えて日米安全保障について考える

     ※日本の軍服主義はアジアで予期されているのか?→中国の方が…

       なぜこの問題をとりあげたのか

       絞り込んで書く

       自衛隊と国際貢献、法律、今後の課題など

Kazuya…共同体づくりに向けた日本の役割

              なぜ共同体がアジアに必要か、日中外交、歴史問題

            共同体がある方が戦争腐敗や、日本の経済問題改善にむけてアジアの力が必要

                     地域統合への障害とは何か、ロシア、インド北朝鮮を入れるべきか否か

                      共同体の範囲はどこまでか

                     地域統合に向けての日本の役割

                    ※なぜ共同体が必要なのか理屈が必要

                     文献を読み、自分の論旨に必要な知識を得る→オリジナリティーを出す

Reina   …アメリカと日本の障害者対策~本当に住みやすい地域とは~

                   障害者の雇用政策

                   日本とアメリカの比較、企業をとりあげ比較

                   障害者の社会保障政策

                   日本の障害者手帳と免除、アメリカでは

                   日本の課題点

                  ※なぜアメリカなのか

                    社会保障政策をいれると視野が広くなりすぎるのでは?

                      →絞り込んでアプローチすべき

Takuya …貿易摩擦の歩みこれから

          貿易摩擦がいつ起きやすいのか

          日米貿易での貿易摩擦の歴史、どのような影響を与えたのか

          米中、日米の貿易の比較

          中国は日米貿易から何を学んで今どう動いているのか

         摩擦が起きることは良いことなのか

         貿易がどれ位必要なのか

         Made in Chinaの威力

         今までの貿易摩擦の時期や品を見て関係を探る

       ※タイトルがエッセイの様なので考えるべき

        貿易摩擦の規則性が本当に分かるのか、『摩擦』の定義とは

        米中摩擦に絞り込んでは?

         大国同士の米中貿易が世界にどのように影響を与えるのか

Chizu  …タイトル未定

                     民主党が勝った理由、オバマ大統領が初の黒人大統領に就任

                     観衆に心をひかせるパフォーマンス(言語学的目線で)

                     政策とメディアのかかわり

           なぜオバマ大統領の選挙演説が良かったのか分析

            ※どういう演説が心を動かすのか、オバマ演説はなぜ心を動かすのか、どちら

かに絞るべき

                       過去の演説を調べるのは量が膨大すぎる

                       ニクソン大統領の演説も分析してみても良い

                      いろんな要素を分解してなぜオバマをとりあげるのか

Aki   …タイトル未定

                       日本の移民の歴史や制度

                        ※アメリカを参考にしてみては?

●リサフェ●

11月5日Ⅱ105 11:00-18:00

11月4日 ゼミ後にリサフェの準備

  • 投稿者:
  • 投稿日時:2010/11/1 16:17

こんにちは、ご無沙汰しております。

こんにちは!ご無沙汰しております。皆さんお元気ですか。日本はもう寒いですか。

私のいるカリフォルニアもだんだん肌寒い日が続くようになってきました。現在マーケティングのクラスでは、ABAに所属するセミプロのバスケットチーム(昨年結成されたばかりのチームです。)をクライアントに戴き、12月の公式戦で2000人動員を目指すという企画運営をしています。グループで市場調査、マーケティングプランを練り、ゼロからイベントを創り出すのはすごく刺激的です。時間的な制約などもちろん困難も多いですが、1人でも多くの人の心を動かし、ブランドとしての認知度を高められるようにあと1カ月全力で頑張っていきたいです。

最近では中間選挙を目前に、メディアが盛り上がりを見せています。日本では馴染みがないですが、ネガティブキャンペーンも日常的に目にします。先日、私が取っている授業“Social Media Marketing”の授業の先生のもとに、民主党政権に対する調査と寄付に関する個人的なメールとアンケート用紙が来たそうです。アメリカの政策に関するマーケティング、すごく興味があったので、頼みこんでコピーを戴きました。冒頭と、surveyの内容を簡単に書きたいと思います。

Dear CherylLawson

    President Barack Obama requests your immediate response to the enclosed 2010 Presidential Survey. He is looking to leaders such as you to provide input about his agenda and the course ahead.  President Obama has been able to accomplish a great deal during his first year in office

… historic gains in health insurance reforms despite intense GOP resistance.

…our economy has been pulled back from the brink of collapse.(中略)

      But the President faces major challenges in the coming months. The Republicans and their special interest allies are doing everything possible to block his initiatives.  As he proceeds forward, the President is counting on your support to help him overcome these hurdles.

      With your help, President Obama will push through initiatives that are critical to America’s future

…a clean energy policy to slow climate change and improve our economic and national security

…improving the security of our nation from the threat og terrorism.(中略)

    To achieve these goals, the President needs your support. Specifically, he is asking you to do two things: First, please express your opinion by completing and returning the enclosed 2010 Presidential Survey.  and Second, Please help support President Obama’s initiatives by including a generous donation of $25, $35, $50 or more to the Democratic National Committee when you return your completed survey. (中略)The Republican Party has been trying to fight back after their defeats in the 2008 elections, and is being aided by the misinformation and hatred being spreat by the likes of Rush Limbaugh and Glenn Beck.  Our nation can’t afford for the Democratic Party to lose momentum….(このあとブッシュ政権への批判と、donationのお願いが続きます。)

調査の内容は、4つのセクションに分かれています。

1.     オバマ政権の今までの成果に関する質問。5段階評価。(質問項目は外交、医療保険制度、経済、アフガニスタン戦争、イラク戦争への責任処理、全体としての評価など)

2.    国家の取り組むべき課題について14個の項目から、優先順位をつける。項目は、America’s economic situation/ Regulation of Financial Institutions and Markets/ Lowering Unemployment/ Dealing with Iran/ Health Insurance Reform/ Fighting Terrorism/ War in Afghanistan/ Handling over responsibility to the Iraqi people/ Improving Race Relations/ Nuclear Proliferation/ Education/ Energy independence/ Images in the World Community /Dealing with North Korea

3.    支持したい政党に順位をつける(話題のgrass rootsも含まれてました、力を持ってるんだなあと再確認)

4.    自由コメント欄(立場上の見識、彼女の専門分野はSNSとWebマーケティング、を与えてほしいとお願いしています)

寄付に関してのメールhttp://bit.ly/dc7J2E

 

急いでタイプしたので、スペルミスなどあったらすいません! 日本とアメリカでは、政治制度がかなり異なるということは小池先生の著書等で学びましたが、“メディア”や“マーケティング”という異なる視点で選挙を見るとまた面白いなあとおもいました。

本当に筆不精なもので申し訳ありません。Twitterで少しずつですが毎日の気付きなどは残すようにしているので、また良ければ覗いて下さい。(アカウントNaoming4U) 帰国の日が迫ってきています。早く皆さんに会いたい気持ちと、今しか出来ないことをやりきらなきゃという焦る気持ち、就職活動に関する不安、(いや、その前に進級論文!小池先生、ごめんなさい!)いろんな気持ちでいっぱいです。帰ったら、1週間ぐらい合宿して小池ゼミの皆とぶっ通しで喋りまくりたいです。笑 きっと皆さん充実した毎日を送っていると思います。またいろいろ教えてね^^

体調には気をつけてくださいね。それでは、失礼します。

プロフィール


小池洋次
研究分野のキーワード 政策形成過程論、アメリカ政策研究、メディア論 研究内容 政策に関する諸問題を国際的視点から分析、研究しています。担当教員の経験(日本経済新聞社でのマクロ経済政策=財...

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