2011年6月

被災地ボランティア

皆さん

4回生の川原さんの報告がネットにのニュースに掲載されています。ご覧ください。
http://www.j-cast.com/2011/06/22099236.html

ブログ説明会に参加しました

研究演習Ⅰのみなさん

小池ゼミ3年のソウです、本日事務室主催のゼミブログ説明会に参加しました。また金曜日のゼミでみなさんに報告いたします。

よろしくお願いします。

6月3日アメリカ政策研究会内容(次回は6月10日予定)

こんにちは!桜井です。

先日研究室ブログにアナウンスさせていただきましたアメリカ政策研究会ですが、ゼミの垣根を越えて集まって下さりありがとうございました。もっと色々な方にも一緒に考えていただきたいと思っておりますので、学年、ゼミに関わらずお集まりください。基本は毎回一話完結というかたちをとっておりますので、毎回参加できなくても、出席できるときだけ出て下さればいいですから興味がある方はぜひお願い致します!次回は6月10日金曜日の5限(16時50分から)に神戸三田キャンパス一号館の101教室で行います。今後もできるだけ行った内容をブログにアップさせていただくつもりでおります。

さて、6月3日に行った内容について以下に簡単に述べさせていただきます。

話し合ったのは菅内閣不信任決議案問題、オバマ大統領の中東政策演説について、オバマ政権の新安全保障チームの顔ぶれが出そろったことについての3点でした。アメリカ政策研究会と言ってはいますが、一つ目のような話題になっている時事問題については今後も取り扱いたいと思います。あくまでも中心はアメリカの政策についてですが・・・

まず、菅内閣不信任決議案についてのことでしたが、ここでは、6月1日に自民党・公明党・たちあがれ日本の野党3党によって共同提出された菅内閣不信任決議案を受けて採決が行われるまでの流れをテレビや新聞の報道を基にまずはみんなで共通理解をしておくことになりました。連日メディアで多く取り上げられていたということもあり、このブログでは多くは記しませんが、野党が提出した不信任案に与党民主党の議員からも造反の可能性が高くあったということ、採決が行われた6月2日の午前中に菅首相と鳩山前首相の会談があり、そこで、鳩山氏が菅首相から直後の民主党代議士会において震災復興に一定のめどが立てば若い世代に責任を引き継いでいただきたいとの発言を引き出すことができたということを中心に流れをみんなで確認しました。そこで話し合われたのは果たして菅首相はいつ退陣するのか?首相が代われば震災復興を含め、今後の政権運営がうまくできるのか?結果として衆議院において信任をされた菅内閣の今後の政権運営は?などが話されました。参加者からは復興のために即刻退陣すべきという方や、ころころとリーダーを代えることは良くないので続投は仕方ないという方など様々な意見があり、人それぞれの違った考えを学ぶことができ良かったと思います。実際にはもっと話し合っているのですが、ここでは割愛させていただきます。

次は、オバマ大統領の中東政策演説についてです。先月にオバマ大統領は中東や北アフリカに関するアメリカの姿勢や政策について演説を行いました。中心となったのはイスラエルとパレスチナの中東和平交渉についてです。交渉の前進がかつてないほど急務であるとしたうえで、両国の共存のために、国境線をイスラエルが占領地を拡大した1967年の第3次中東戦争前の境界線に基づくべきと明言しました。このような立場を明確にしたのはアメリカの大統領で初めてでした。さらには、中東・北アフリカの民主化要求運動の拡大に言及し、その民主化要求拡大を支える民衆への全面的な支援を約束し、デモの弾圧を続ける政府には圧力を強化するという方針を示しました。同時にエジプトに対する最大10億ドルの債務免除を発表しました。この演説には2つの大きな目的があると予想されます。一つは中東和平の交渉が停滞している状態で、アメリカがこのように発言することによって交渉を再開させたいということ、もう一つはアメリカに対するアラブ諸国民の不信感を拭うことです。しかし、イスラエルのネタニヤフ首相は1967年の国境線に戻すことは受け入れられないとしており、まだアメリカ自身もアラブの国で戦争を行っているということもありますので、対米不信を払しょくできるのはまだまだ難しいようです。今後の展望としてはネタニヤフ首相とどこまでオバマ大統領は交渉することができるのかということ、この政策演説で従来のイスラエル寄りの姿勢からアラブの側に歩み寄ったアメリカの姿勢は続くのかということで、それらについて話し合いました。日本ではあまりこのニュース自体がそんなに大きく扱われなかったということもありましたので、ニュースの理解にまず時間がかかってしまいましたが、議論自体はなかなか濃いものになったと思います。

最後はオバマ政権の新安全保障チームについてです。先日オバマ政権は、米軍制服組のトップの統合参謀本部議長にデンプシー陸軍参謀総長を任命すると発表しました。これにより、ゲーツ国防長官の後任となるパネッタCIA長官と、そのパネッタ長官の後任に内定している駐アフガニスタン米軍のペトレーアス司令官と併せて新しいオバマ政権の安全保障チームのリーダーが出そろいました。今回の人事は、軍とCIAのたすき掛け人事と言われておりますが、これには、軍と情報機関の一体化を加速させたいという米政権の意向が表れています。かつて、冷戦期では戦争を計画、作戦を実行する軍と情報を分析するCIAと、棲み分けがされており、またお互いに溝があったと言われていましたが、現在対テロ戦略を中心とするアメリカにおいては、両者の一本化がかかせないということもあり、このような人事となったと多くのメディアで述べられています。今の国防長官のゲーツ氏も、かつてはCIA長官をされていたので、今後もこの流れは続くのではないでしょうか。これからの課題としては、来月から行われるアフガニスタンの米軍撤退計画はうまく進むのかということ、今後12年間で4000億ドル削減される国防予算は、今後の米軍の展開にどのような影響を与えるのかということ、日本側から見て重要である米軍の再編計画についてどうなるのかということが挙げられ、それらについても話し合いました。

以上が前回の内容です。次回はゲーツ国防長官が3日より訪問したシンガポールでのアジアの安全保障に関する会議を受けて、アジアの現在の安全保障問題について、そこでのアメリカの関わりについてなどを話せればいいなと思っております。ぜひお越しください!

プロフィール


小池洋次
研究分野のキーワード 政策形成過程論、アメリカ政策研究、メディア論 研究内容 政策に関する諸問題を国際的視点から分析、研究しています。担当教員の経験(日本経済新聞社でのマクロ経済政策=財...

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