2013年5月

5/28 3回生ゼミ内容 ~自己分析プレゼン第3回~

今回の授業内容は自己分析の続きとなります。発表者は城山哲朗、安井友哉、吉岡晃子の三人です。発表した順に、プレゼンをするにあたって意識したこと、内容、それに対するコメント、そしてプレゼンを終えての反省を紹介します。

Today’s topic of seminar is self-analysis.

We will introduce the contents of our presentation, comments by our members and self-reflection.

城山 哲朗 Tetsuro Shiroyama

【今回のプレゼンで意識したこと】

私が今回のプレゼンで意識したことは、「粗削りだけど魅力あるプレゼン」でした。その中で特に意識したことは2点あり、1つはいかにオーディエンスを飽きさせないかということと、もう1つはタイムマネージメントです。今回はおおよそ時間通りにプレゼンを進められたかなと思います。

【プレゼンの内容】

プレゼンの内容は、強み、弱み、今までしてきたこと、この2年のアクションプラン、卒業後のライフプラン、理想の人物像の順番で発表させてもらいました。今回のプレゼンでは特に、今までしてきたことに重きを置いてプレゼンしました。

【みんなからのコメント】

「今後のプランの具体的な例が少ないため、これから何がしたいのかがよくわからなかった。」と言われました。私自身、本当にその通りだなと思っていたのですが、自分の中でも絞れていないので、それはこれから絞れたらなと思っています。

【反省】

今回のプレゼンで思ったことは、プレゼンの雰囲気に慣れないといけないなということです。張りつめた空気、みんなからの視線、前に立ってみて初めてわかる緊張感、こればっかりは場数を踏むしかないと思うので、プレゼンする機会があればこれからは積極的に参加したいと思いました。

【The Consciousness

I thought to make this presentation unrefined and attractive. Especially, I care about 2 points. These are not to tire audience and time management. This time, I could proceed with that schedule.

【Contents of my presentation

Contents of my presentation are strong points, weak points, things I had done, the action plan in this university, the life plan after graduate and ideal person. My presentation’s important point is on things I had done.

【The comments from audience

One person said, “I don’t know what you want to do from now. Because there is no concrete example in your presentation.” I think so too. But I have no concrete plan. So I want to find my future plan by this winter.

【Self-reflection

I thought that I must get used to do presentation. Tense atmosphere, all eyes on me.  These are the first time for me. I feel keenly my little experience. I think I want to get the chance to do presentation.

写真 1

安井友哉 Tomoya Yasui

【今回のプレゼンで意識したこと・内容】

今回プレゼンをするにあたって意識したことは、“伝えたいことを伝える”ことです。私にとってはそれがカンボジアにある地雷の現状であったり、スタディーツアーや留学を通じて得られたビジネスのアイデアであったりしたのですが、明らかに“自己分析”という本題を外れてしまう内容でした。

【みんなからのコメント】

個々にたくさんの注意点はあるのですが、全体を通して言えることは、必要のない情報を加味しすぎ、それに時間をかけてだらだらと発表するため主旨からずれてしまったということです。さらに、自己分析で他人から頂いた評価を自分の中に落とし切れていないので、自分でもうまく整理できず、表現できていないということでした。

最後に、プレゼンのメインは“聴衆者”であることを忘れずに発表することが大事であるとコメントを頂きました。

【反省】

個人的に伝えたいことを優先させてしまい、自己分析という主旨を完全に疎かにしてしまった内容は一つのルール違反でもあり、聴衆者との距離がここまで広がってしまうものだと感じ、とてもやるせない思いになりました。

今後は、「伝えるべき主旨は何なのか」をまず意識すること。また話をひろげ、聴衆者を退屈させてしまわないように、言いたいことをコンパクトにまとめることができるようにしたいと考えます。

【The Consciousness and Contents of my presentation】

This time, when I had my presentation, I placed importance on what I want to tell the audience at my seminar. In my case, these things were “the reality of Landmines in Cambodia” and “the process of coming up with Business Plan” through the study tour and studying abroad. However, they countered to the point of the presentation about self-analysis.

【The Comments from professor Konishi and the members at my seminar】

There are issues on my presentation. It is uncountable. Then, if I say it through the whole, it is that the information which don’t need made my presentation spoiled and digressed from the point. Furthermore, I could not express my analysis because much evaluation which other gave me was not put into me.Finally, the main character on presentation is an audience, so I must not leave my audience.

Self-reflection】

My presentation was not accepted to most audiences. So at first, I must review the basic rules of a presentation, for example, noticing the main point of presentation and preventing a story from spreading.

写真 3

吉岡 晃子 Akiko Yoshioka

【今回のプレゼンで意識したこと・内容】

今回私はプレゼンテーションをするのにあたって以下の事に気を付けました。まず一つ目に自分の伝えたい部分だけを簡潔に伝える事です。プレゼンテーションは聴者の理解しやすさを一番に考えなければいけないので、使用するパワーポイントもわかりやすくするように意識しました。次に聴者が内容を理解しているかがわかるように相手の目を見ることを意識しました。自分の為のプレゼンテーションにならないように相手に伝える事を最優先しました。内容は他人から見た長所・短所・成果・方向性・アクションプランの順に発表しました。

【みんなからのコメント】

①    海外の大学院進学について

私のキャリアプランの一つに大学卒業後、海外の大学院に進学する。といいうものがありました。ですが、大学卒業後すぐに海外の大学院に行くのは簡単なことではないというコメントをいただき、もう一度自分の将来を考え直す必要があると思いました。

②    TOEICとTOEFL

TOEICは国内での就職に必要だが海外では通用しない、TOEFLはいずれ海外で働くのなら必要になってくるので今のうちから両方の対策をすすめておくべき。というコメントをいただきました。まだ将来が決まっていない今は、一つの事に絞らす幅広く勉強する必要があると思いました。

【反省】

今回プレゼンテーションを終えて、短い時間の中で自分らしさを表現する事の難しさを知りました。今回はゼミの一環として自己分析を行いましたが、これから就活を控えている私たちはもっと自分自身を見つめ直す必要があると思いました。先生も言われていたように、これからも自己分析を続けていき自分の将来の幅を広げていきたいと思います。

【The Consciousness and Contents of my presentation

I took care about below in carrying out a presentation this time.  I didn’t have enough time to do my presentation, so I chose the only thing that I want to tell really.  Also, I made eye contact with audience.

【The comments from audience

At first, I said after graduating from university and go on to graduate school overseas as one of my career plans , but professor Konishi said it’s not easy to go on to graduate after graduating university.  Next, I have to take the test of both TOIEC and TOEFL. Professor Konishi said, “If you want to work at foreign country, you have to take the TOEFL test, but when you work in Japan, you need to get good score of  TOEIC.”  I think I need to study broadly now since the future had not been decided yet.

【Self-reflection

I would continue self-analysis from now on, and would like to expand my future width, as the professor had also told.  And I would like to heighten the capability of the presentation more.

写真 2

今回もたくさんの改善点が見つかりました。それぞれが意識し、次回に繋げていけたらと思います。

There are many improvements this time too. We should review them and use them next time.

ご閲覧ありがとうございました。

Thank for your reading.

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  • 投稿者:
  • 投稿日時:2013/5/31 18:46

Today’s Tsubuyaki ~voices of Japanese students~

今週のToday’s Tsubuyaki ~voices of Japanese students~は3回生の大西慎平が担当します。
今回は国会議員の秘書として、東京に2か月滞在していた時に出会った“ある言葉”について紹介したいと思います。


日本人は、
何故日本という存在に
自信を持たないのだろう。
何故、外国の物は尊重し、
日本の物は卑下するのだろう。
歌麿や北斎や写楽も、逆輸入されて、
はじめて尊重されるようになったが、
この見識の無さはどういうわけだろう。
(黒澤 久雄)

私はこの言葉に出会った時、衝撃が走ったのを覚えています。
その頃、日本再発見のために様々なことに取り組んでいた自分にとって、この言葉との出会いは、日本(人)が持つ「文化、習慣、伝統」が如何に素晴らしいかを確信するものとなりました。
それと同時に日本人である自分は、日本のことに無知であると気が付きました。
私は、グローバル化が進む中で国際舞台における日本の立場が問われる中、次のステージへと進むべきヒントが、この言葉には隠されているのではないかと思います。
みなさんは、この言葉に対してどのような印象を受けられましたか?

≪English part≫
I’m Shimpei Ohnishi.
This week, I had our Column “Today’s Tsubuyaki ~voices of Japanese students~”.
This time, I would like to introduce a word that I met when I went to Tokyo as a Diet member’s secretary


Why don’t the Japanese take pride in Japan?
Why is everything foreign so revered and everything Japanese belittled?
Only after receiving acclaim abroad did artists such as Utamaro, Hokusai and Sharaku find respect here.
How can we be so blind?
(Hisao Kurosawa)

I was shocked when I met this word.
At that time, I was trying to Japanese rediscovery and this word showed me how wonderful the culture, the custom, and tradition which Japan(ese) has.
At the same time, I realized that I’m ignorant about Japan.
Recently, in the international scene of Japan is being a position in an increasingly globalized world.
I think this word tells us some hints for Japan to go to the next stage.
What impression could you receive from this word?
Thank you for reading.

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  • 投稿者:
  • 投稿日時:2013/5/29 15:47

5/21 3回生ゼミ内容

今週のゼミは自己分析プレゼンテーションの続きをしました。

その他の連絡事項もあったので今回は大西慎平、塩澤美百咲の2人で

授業時間が終わってしまいました。

発表した順にプレゼンの内容とそれに対する小西先生の講評、そしてプレゼンを終えての感想を紹介します。

In the last seminar, Shimpei Ohnishi and Mimosa Shiozawa gave the presentation of self-analysis.

We will introduce the contents of our presentation, comments by professor Konishi and our impression.

[プレゼンの内容(指摘された箇所)]

先生からのコメント

《感想》の順で紹介します。

【contents of the presentation】

Comments by professor Konishi

《impression》  we are going to write.

塩澤美百咲 Mimosa Shiozawa

【意見をはっきり言える】

私は長所・短所を分析するにあたってアンケートを実施し、多くの人が私の長所としてあげていた「意見をはっきり言える」というのをプレゼンの際にも発表しました。しかし、それは社会に出たときに、特に日本社会では短所になり得るというご指摘を受けました。就活時に必要となる自己分析としては、アンケート対象者に社会人が少なかったため、社会人や4回生の先輩方を対象に自己分析をやり直そうと思いました。

【出産後の昇格】

キャリアプランにおいて、私は妊娠出産後に昇進することを目標としていると発表しました。しかし、現代社会においてそれはほぼ不可能であるという意見がでました。かといってそれを目標とすることをやめる必要はなく、前例のある会社に絞って就活せずに頑張ることが大事だとおっしゃっていただきました。

《感想》

自己分析を改めてしてみて、自分の欠点を見つめなおすことができました。またキャリアプランを立てる中で、女性のキャリア・ジェンダーについて悩み、深く考えることができ、いい機会になりました。これから卒業までは2年弱あるものの、就職活動まではあっという間なので、もう一度自己分析をしっかり行ってそこに生かせればと思います。

【can tell my feeling obviously】

I chose that point for my strong point, but professor Konishi said it can be my fault in Japan society. I need to reanalyze myself with seniors’ opinion.

【promotion after childbirth】

On my career plan, I planned to promote after childbirth. However it is too difficult in today’s society. Professor Konishi advised me not to see only companies which have precedents.

《my impression》

It was so good opportunity that I could take another look at me. It is a little time from now to the time we will start the job hunting, so I have to do again and utilize it.

プレゼンの様子〈みもざ〉

プレゼンの様子〈みもざ〉

大西慎平  Shimpei Ohnishi

【好奇心旺盛な冒険家】

私は自己分析を進めていくにおいて、自分を「好奇心旺盛な冒険家」と称しました。この言葉からも分かるように、長所は好奇心旺盛、行動力があるといった反面、短所として頑固である、飽き性であるといった意見が出てきました。

【日本をモデル大国にしたい】

私は、①海外経験②国会議員インターンシップ③日本縦断(自転車)らの経験を通して、「日本をより魅力のある国へと貢献したい」と思うようになりました。未だ暫定的ではありますが、将来は国の政策に直接関わる仕事に就きたいと考えています。

《感想》

今回、生まれて初めて自己分析を行いました。今まで、それとなくこなしてきた経験が繋がり、今の自分があるのだと改めて気づかされました。中々、他者から自己評価を頂くことはないため、とても貴重な機会となりました。大学生活も折り返し地点となり、いよいよ真の社会人として働くために計画性を持ち、残された時間を有効活用する必要があると感じました。

最後に、自己分析を行うに当たり、協力して頂いた皆さん、有難うございました。

【The inquisitive adventurer】

I set to self-analysis and called myself “the inquisitive adventurer.” You can understand from this word, my strong points are curious and active. The other side of the coin is that there are weak points which are obstinate and fickle nature.

【More attractive nation】

I really want to contribute Japan for having more attractive nation through experience of abroad, internship in the Diet building and across Japan by bike. It is not decided clearly, but I think that I would like to get the work which connects to the policy of a country directly in the future.

《My feeling》

It was first time to do self-analysis in my life. I noticed I owe what I am to what I experienced. It was a good opportunity because outsider rarely gives me some opinions about myself. This is a turning point in college life that so I thought that it was necessary to use the rest of college time effectively for working as a real member of society.

Lastly, I want to thank all of you for your cooperation.

プレゼンの様子〈しんぺい〉

プレゼンの様子〈しんぺい〉

小西先生の書いた記事がEXAMINARという雑誌に掲載されたそうです。

雑誌イグザミナーより

雑誌イグザミナーより

雑誌イグザミナーより

雑誌イグザミナーより

コピーを配布していただきました。

フィリピンフィールドワークについても書かれています。

このブログのURLも掲載されているので、アクセスが増え、私たちの記事が
より世界に発信されるかもしれません!嬉しいことです!

Professor Konishi wrote the article and this web page URL is printed too.

Probably more people will access this page!

It is a good chance to send our messages to the wider world!

ご閲覧ありがとうございました。

Thank for your reading.

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  • 投稿者:
  • 投稿日時:2013/5/26 2:06

≪国際理解教育≫カトリック六甲教会

こんにちは。小西ゼミ4回生の野中日香里です。
先輩方が卒業され、私たちもついに4回生になりました。
最後の学生生活、学業も就職活動も遊びも全力で取り組んでいきます!

さて、5月11日にカトリック六甲教会でフィリピンフィールドワークの
報告会をさせて頂きました。
六甲教会の皆様には「子ども靴プロジェクト」におけるサンダル集め、
フィリピンのゴミ山で活動しているTNKというNGO団体のスタッフや
ストリートチルドレンの子ども達にプレゼントしたミサンガの作成など、
多くのことに協力して頂きました。

フィールドワークの報告のプレゼンテーションの後、私たちがフィリピンで
感じたこと、学んだことなどを写真と共にまとめたムービーの上映を行いました。
その後は子ども達と外でドッジボールや鬼ごっこなどをして一緒に遊びました。
私たちもとても楽しませて頂きました!

以下詳細です。

日時:2013年5月11日(日) 14:30~16:00
実施場所:カトリック六甲教会
対象者:小学生(約20名) 協会の方々
関係者:(四回生)大河原麻奈 野中日香里 横田善樹
(三回生)小山高志 城山哲朗 宮喜優実 吉岡晃子
目的:フィリピンでのフィールドワーク活動の報告
実施内容:1活動報告プレゼンテーション
2子ども達との交流

1. フィリピンフィールドワーク活動報告
30分程時間を頂き子ども達、協会の方々の前でプレゼンテーションを行いました。子ども達は真剣な表情で話を聞いてくれ、クイズ等にも積極的に参加してくれました。後半のフィリピンの写真が流れる場面では、文書を声に出して読んでくれる姿が印象的でした。また、フィリピンに行く際物資支援としてサンダルやミサンガを寄付してくださった皆さんに、フィリピンの子どもたちにどのようにして物資が届けられたかを発表し、お礼をしました。
六甲教会 写真!

2. 子供たちとの交流
報告活動が終わってから約一時間子どもたちと外で遊び交流しました。

以上で報告を終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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また、Bridge for Children, KGUのFacebookページが完成しました^^
ぜひ「いいね!」お願い致します。
https://www.facebook.com/pages/Bridge-for-ChildrenKGU/305080959623563?fref=ts〈/a〉

  • 投稿者:
  • 投稿日時:2013/5/22 10:39

Today’s Tsubuyaki ~voices of Japanese students~

今回のToday’s Tsubuyaki~voices of Japanese students~は3回の城山哲朗が担当させていただきます。今回は私が先日見たある映画について書きたいと思います。その映画の名前は「おいしいコーヒーの真実」という映画です。
cinema-caf-cons86無題
コーヒーは石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品であり、世界中で一日20億杯飲まれてます。この映画は、我々にも非常に密接に関係しているコーヒーの価格の仕組みの実態を追い、また先進国による搾取により未だに貧困に苦しんでいる人々、その搾取をなくそうとしている人々に密着取材したドキュメンタリー映画です。この映画は国際発展や国際協力、特にフェアトレードに興味がある人にぜひ見ていただきたい映画です。フェアトレードに詳しくない方でも、この映画を見ただけでほとんど理解できるような内容になっています。
では少し内容に触れていきたいと思います。まずフェアトレードとは簡単に言うならば、途上国が先進国の企業に対して、農作物などの輸出品を売るときに適正な価格で取引できるように推奨し、発展途上国の人々の生活改善と自立を目指す活動のことです。よりわかりやすく説明するため、映画に使われていた数字を使って説明したいと思います。私たちはお店でコーヒーを一杯飲むのに、300円から350円くらいのお金を払っています。では、エチオピアなどのコーヒー農家の人々が手にするお金はいくらでしょうか。実は一杯分のコーヒー豆でたった3円から9円くらいしかもらえないのです。なぜこのようなことが起きているのかというと、農家がコーヒー豆を作ってから私たちの口に運ばれるまで、約6回もの取引が行われています。主に先進国の大企業、中小企業が間に入り、少しずつ利益を搾取していっているのです。安易に想像できると思いますが、取引が増えれば増えるほど農家の利益が減ります。逆もしかりです。フェアトレードは、つまりおおざっぱに言えば、この中間取引をできるだけ減らし、農家の取り分を増やそうということです。私がこの映画を見てまず思ったことは、途上国の状況はここまでひどいのかという率直な意見でした。文字や数字では理解していたつもりでしたが、現地の映像は予想していたよりも深刻な状況でした。我々がないがしろにしていた問題が、今では世界で一番大きな問題の一つになっています。これ以上手遅れになる前により多くの人々が問題解決に積極的になることが大事だと改めて思いました。
エチオピアなどのコーヒー農家が多いアフリカの国々は、1990年から2000年にかけて発生した国際市場の相場の暴落で、かつてないほどの貧困に苦しんでいます。昔は従業員を何十人何百人も雇いフル稼働していた工場も、今では数人しか雇えず、コーヒーの国際市場の相場が上がるのを待っています。また、コーヒー豆の利益だけでは家族を養えないため、彼らの意思とは反対に、チャットという利益率の良い麻薬を栽培せざるを得ない農家もいます。女性が一日8時間、コーヒー豆の仕分けをしてもらえるお金はたった0,5ドル(約50円)です。そのような低賃金にもかかわらず、女性たちは文句も言わずに働くしかないのです。私たちにはなかなかどうすることもできない問題ですが、できることも少なからずあります。スーパーマーケットでは、フェアトレード商品をできるだけ買うことによりほんの少しですが彼らの力になることができるかもしれません。小さなことの積み重ねが、いつか大きなことにつながります。私たち一人一人がこのような問題に関心を向けることも非常に重要です。このブログを通じ、少しでも多くの人に国際問題に興味を持ってもらえたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

*1ドル=約100円

~ENGLISH PART~

Last week, I watched a documentary film, “Black Gold.” The theme of the film is fair trade.
images
Fair trade is the action to help developing countries to trade easily on fair terms. Today, developing countries have been exploited by developed countries. For example, we drink a cup of coffee for $3~3.5, but the workers at coffee farms can get only $0.03~0.09. Why is this? The reason is that there are no less than 6 times trades from the farms to our house. Each time coffee is traded, companies in developed countries exploit the workers. So, people who help improve fare trade want to reduce the trade times. By doing that, the profit of the workers will be increasing dramatically. Their living standard will also be getting better. Though there are very few things we can do, it is important that we think deeply about these problems. And once you get to know the problems, you should take a little action. Someday the small step will lead to big steps.
Thank you for reading.

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2013年度より小西尚実研究室ホームページが新しくなりました。新HPは下記リンクより閲覧可能です。
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  • 投稿日時:2013/5/21 22:57

Today’s Tsubuyaki~voices of Japanese students~

小西ゼミブログ(北方領土に関して)

こんにちは、今回Today’s Tsubuyakiを担当させて頂きます、3回生 安井友哉です。本来ならば毎週火曜日にブログへ載せるはずなのですが、遅れてしまいました。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

さて今回私が選んだテーマは「北方領土」です。

北方領土問題は戦後からおよそ60年間今だに未解決の問題です。ここ最近、安倍首相、プーチン大統領が、このように長い間平和条約が結ばれず北方領土問題が解決されないとは“異常”であるとし、解決の道を再び探り出しました。問題が始まって以来長い年月がたち、今や日本人の多くが北方領土に関心を示さなくなっています。特に学生などはその対象にあたるのではないでしょうか。そこで今一度、北方領土問題とはなんぞや、どうして解決しないのか?と少しでも興味を持ってもらうため、他国からの視点も交えてこの場をお借りして書かせていただきます。

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北方領土問題を考える場合まず歴史的視点から見る必要があります。“過去の条約”と照らし合わせて見ると分かりやすいので、それぞれを簡単にみていきましょう。

1855年 日露通好条約 択捉島から南は日本の領土、それより北はロシア領土とする。この条約で初めて領土が定められる。

1

1875年 千島・樺太交換条約 千島列島は日本領土、樺太はロシア領土と決められる。

2

1905年 ポーツマス条約 日露戦争後結ばれた。南樺太が日本の領土となる。これで日本は千島列島及び南樺太の主権を獲得。

3

1941年 日ソ中立条約 両国の領土保全、不可侵を尊重し合う義務。

1945年 ヤルタ協定(密約により国際法的には効力なし) 米英ソの密約。この際ソ連は日ソ中立条約を放棄し、連合国の一員として日本との戦争に参加。参戦すれば、千島列島と樺太をソ連領土とするという内容。

1951年 サンフランシスコ平和条約(ソ連は結んでいない) 日本敗戦後に結ばれた条約。日本は千島列島及び南樺太の主権を放棄。

1956年 日ソ共同宣言 日本とソ連の国交回復、平和条約を結べば歯舞と色丹の二島返還を約束。(日本はまだロシアと平和条約は結んでいない。よって現在ロシアと日本の関係は戦争中となっており、二島も返還されていない。)

現在にいたる

外務省HP http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/2013/5/13

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これらが主な歴史の変遷です。一見北方領土である歯舞、色丹、国後、択捉の四島が条約の内容に入ってこず(最後の日ソ共同宣言だけ)、どのように北方領土が関わってくるのでしょう。それは一言でいうと“千島列島の範囲の相違”

日本の千島列島とは、択捉島より上の領土、つまりウルップ島以上の島を指し北方領土は含みません、それに対しロシアのそれとは、北方領土も含んだ島を合わせて千島列島としています。つまり日本は千島列島に北方領土を含まない、ロシアは含む。

というように過去の双方の意見の食い違いが今の現代まで続く論点となっています。例えばこの食い違いにより生じる主な論争の一つに「ヤルタ協定」と「サンフランシスコ平和条約」があげられます。ヤルタ協定では、千島列島はソ連のもの。平和条約では、日本は千島列島を放棄。そのため、ロシア側は「あの頃千島列島は自国の領土となったのになぜ日本はその一部を日本の領土だと主張するのだろう」日本側は「確かに千島列島はロシアの領土になってしまう流れではあったが、なぜ千島列島に含まれていない北方四島までロシア領土なのだろう」という意見が生じるのです。この内容は今更どうあがいても双方訂正することのできない部分なので、この話題を議論の中心に据えてきた話し合いは解決には繋がらないでしょう。

では諸外国の意見はどうでしょう、北方四島は果たしてどちらの領土ととらえているのでしょうか。

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〈諸外国の意見〉

[日本]

日本の固有の領土であり、国際法上きちんと日本の領土といえる立場にある。ソ連に侵略されたと主張。主に、ポーツマス条約、ヤルタ協定、サンフランシスコ、日ソ共同声明を基に主張。

高橋和夫『日本と世界の領土問題』日本文芸社 2011

[ロシア]

ヤルタ協定で米とイギリスから承認されたのでロシアの領土と主張。日本は第二次世界大戦の結果を無力化しようとしている。それの代表的表現で中国、韓国、ロシアとの領土問題で強硬立場をとっている。

GazetaNews: http://en.gazeta.ru/2013/5/13

[韓国]

現在日本内には敗戦以前の拡張した地域を‘領土回復’した方がいいと言う主張も提起されている。さらにロシアの専門家サルツキは最近軍事力強化など右翼化動きを見せ周りの国との領土問題を先鋭化する日本を強く批判。

YonhapNews:http://www.yonhapnews.co.kr/2013/5/13

[中国]

日本はロシアだけでなく韓国とも領土問題を抱えている。領土問題を取り上げることで、日本は戦後のファシズムに勝ったこととアジア太平洋地域の戦後状態に異議を唱えている。

ChinaNews:http://www.chinanews-jp.com/2013/4/13

[ドイツ]

日本は敗戦したのだから口出ししないほうがよい。しかも日本はロシアから資源を輸入しているのに・・・。

GermanNews:http//www.zeit.de/politik/ausland/2013/4/13

[主にヨーロッパ]

日本がクレームをつけているだけ。外国はロシア領だ。

EuroNews: http://www.euronews.com/2013/5/13

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このように諸外国の多くが日本の領土ではないと指摘しています。実際に諸外国の世界地図を見ても、北方領土はロシア領として色分けされている場合があります。しかし、このように主張している諸外国のメディアはそれほど多くはありません、実際は大多数が北方領土という事象があると伝えるだけで、興味をあまり示していないのです。

では日本の主張は独りよがりなのでしょうか。私はそうは思いません。というのも歴史をたどると国際法的視点から日本の領土だと言えるからです。というのも日本が千島列島を放棄した平和条約ではロシアは締結していませんし、さらにヤルタ協定は密約なので効力はないのですから。ですが、実際に現在その北方領土にはロシア人が住んでおり、ロシアは特に択捉島、国後島に多額の資金を投入しインフラ開発などを進めています。このようにロシアが実効支配している状態で今日日本の領土だと胸をはって主張できるのでしょうか・・・いやできないでしょう。

このように過去から現在まで解決しえない理由や状況は多く上げられます。最後に私が考察する3つの主な理由を取り上げます。

「歴史に目をつむっていては、解決しない」と言われますが、歴史ばかりに目をやりすぎ、不確かな情報を根拠に議論していたこと。またお互いの都合のいいように、意見を何度も変える(特に日本側)、つまり長期的に解決策を練る事が出来ないのです。例えば日本の首相は何度も変わっています。その度に領土問題の意見も変わってくるので、解決しようと思ってもまた別の解決法を考える必要があるなど、一貫した議論を交わすことができなかったのです。

さらに日本は他国に影響されやすい。今回の北方領土問題に関しても、ロシアとの関係だけではありません。実はアメリカが日本とソ連(社会主義)を繋げたくないとし、日ソの国交正常化の妨害をする為に返還問題を利用し国同士の中をこじれさせた。など、歴史を振り返っても弱腰外交といわれるように、どこか諸外国の外交の駆け引きに利用されるようなことがあります。

そして次に、一つの行動は周りの国の、その国に対しての出方に影響を与えるということです。今尖閣諸島、竹島問題が騒がれていますが、これも北方領土の解決の仕方によっては、中国、韓国の出方が大きく変わってくるでしょう。日本がもし北方領土問題でロシアの要求を容易に呑むようなことがあれば、中、韓もそれ相応の対応を迫ってくるように思えます。よって、迂闊に妥協したりすることはできないのが事実です。

一つの問題に様々な課題が付随しています。北方領土もその一つ例であり、私たちが普段考えている課題は氷山の一角なのかもしれません。今回はなるべく日本ロシアとどちらの主張にも偏らないように、そして情報を分析したうえでどうして解決しえないかを考えました。

情報提供に協力して下さった、国際情報分析の同チームメンバーに深く感謝いたします。

主な参考文献

〈参考文献 日本〉

・高橋和夫『日本と世界の領土問題』日本文芸社 2011

・浅野一弘 『民主党政権下の日本政治』同文館 2011

・和田春樹 『北方領土問題』朝日選書 2012

・和田春樹 『北方領土問題を考える』 岩波書店 1990

・松竹伸幸 『これならわかる日本の領土紛争』大月書店 2011

〈参考文献 諸外国〉

・새로운 일본의 이해: http://terms.naver.com/2013/5/13

・연합뉴스: http://www.yonhapnews.co.kr/2013/5/13

・China News Service : http://www.chinanews-jp.com/2013/4/13

・Euronews : http://www.womens-forum.com/2013/5/13

・“Mount Allison Journal finder” http://55709.worldcat.org/openurlresolver/2013/5/13

・BBC 2013: http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific/2013/5/13

・GazetaNews: http://en.gazeta.ru 2013/5/13

<English Part>

Nice to meet you, I’m Tomoya Yasui. This time, I had our Column “Today’s Tsubuyaki. My theme is about “the Northern territories”. Russia calls them “Southern kurils”.

More than 60 years have passed since the World WarⅡ. However, the peace treaty between Japan and Russia has not concluded yet because there are northern territories. These days, the Russian President Putin and the Japanese Prime Minister Shinzo Abe said “That the peace treaty has not concluded yet is abnormal so we must try to solve the issue of northern territories.”

The Northern Territories consist of four islands located off the northeast coast of the Nemuro Peninsula of Hokkaido. They are Habomai, Shikotan, Kunashiri and Etorofu.

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At first, we need to see the history of the northern territories to understand it well.

Japan concluded three treaties which proved that the Kuril Islands belonged to the territory of Japan with Russia. These treaties are “Treaty of Saint Petersburg (1875)”, “Treaty of Portsmouth (1905)” and “Soviet Japanese Neutrality Pact (1941)” However, after the end of the World War,Russia broke these treaties and suddenly occupied the Kuril Islands, nevertheless, Japan accepted a surrender in the Potsdam Declaration(1945).

Japanese Ministry of Foreign Affairs HP

http://www.mofa.go.jp/region/europe/russia/territory/overview.html

2013 May 13

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Maybe you think what is Kuril Islands? Kuril Islands are related with Northern Territories. Russia says Kuril Islands include the Northern territories but Japan says does not include it.

Russia says that America and England promised if Russia participates in the World WarⅡagainst Japan, we give the Kuril Islands to Russia. This is “the Yalta Agreement (1945)”. In this treaty, Russia thought the Northern territories are ours. On the other hands, Japan thought the Northern territories are no relation. There is a difference in perception. This difference is a major cause of the dispute. If Kuril Islands includes the Northern territories, Russia can say Northern Territories are ours, but if not so, Japan can say these territories are ours. Such the following difference is seen in some disputes.

Then, how about the opinion of other countries?

In fact, most countries say the Northern territories belong to Russia. Actually, in each world maps of other countries, we can see the Northern territories which are classified by Russia’s color.

Then why do the foreign countries think the Northern territories belong to Russia? The reason why is that Russia governs the Northern territories now and is investing a large amount of fund to improve the infrastructure of the Northern territories. In this kind of situation, who will say the Northern territories belong to Japan?

From the past to the present, there are many causes which are not easy to solve. We know we cannot solve these problems in a previous way, so we must change the viewpoint to new concept.

<Japanese References>

・Kazuo Takahashi 『Territorial Problem around the world』Nihon Bungeisha, 2011

・Kazuhiro Asano 『Japanese government based on democratic party』Doubunkan, 2011

・Haruki Wada『The Problems of Northern Territories』Asahi Serection 2012

・Haruki Wada『Thinking of Nortern teritories』Iwanami Library 1990

・Yoshinobu Matutake『Japanese Territorial Problem』Ootuki library 2011

<Other countries’ References>

・새로운 일본의 이해: http://terms.naver.com/2013/5/13

・연합뉴스: http://www.yonhapnews.co.kr/2013/5/13

・China News Service : http://www.chinanews-jp.com/2013/4/13

・Euronews : http://www.womens-forum.com/2013/5/13

・“Mount Allison Journal finder” http://55709.worldcat.org/openurlresolver/2013/5/13

・BBC 2013: http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific/2013/5/13

・GazetaNews: http://en.gazeta.ru 2013/5/13

2013年度より小西尚実研究室ホームページが新しくなりました。新HPは下記リンクより閲覧可能です。

http://bridge-kgu.sakura.ne.jp/knack/

The new site of Prof. Naomi Konishi’s Seminar is here.Please check it out.

http://bridge-kgu.sakura.ne.jp/knack/

  • 投稿者:
  • 投稿日時:2013/5/16 3:08

Today’s Tsubuyaki ~voices of Japanese students~

こんにちは、今回Today’s Tsubuyaki ~voices of Japanese students~を担当させていただく、3回生の小山(こやま)高志です。

3回生の小山(こやま)です。大事な事なので2回書かせていただきました。小山と書き「おやま」と読むメンバーもおり、小西先生は「卒業式でも間違えると思う」とおっしゃったので、意識的にわかりやすくしていきたいと思います。

余談はさておき、今回私が選んだテーマは

「日本の大学生の常識、総合政策学部での非常識?」 です。

この題のもと、日本の大学生の受け身傾向・内向き志向が強まっているという事について、朝日新聞デジタルより出版された、大学生を対象に学習や生活などについて行われたアンケート結果についての記事と、総合政策学部(今回は特に小西ゼミ)での実態とを比較しながら私の考察を述べていきたいと思います。

今回コラムの中で書いていることはあくまで一学生である私個人の主観的意見であり、学部や先生は一切関係ありません。予めご了承ください。

次のものがその記事の抜粋です。

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4年ぶりに、大学生の学習・生活実態を調査 「主体的な参加が必要な授業」は増えているが、学生は受け身 教員・保護者への依存傾向も強まる

株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク「ベネッセ教育研究開発センター」では、2012年11月上旬に、全国の大学1~4年生4,911人を対象に、大学での学習や生活に関する意識・実態について、インターネット調査を実施しました。主な調査結果は以下の通りとなります。
【大学の教育改革の進展と大学生の意識】
1.主体的な参加が必要な授業を経験している学生が増加。「ディスカッションの機会を取り入れた授業」(54.2%)、「プレゼンテーションの機会を取り入れた授業」(57.6%)といった、学生の主体的な参加が必要な授業で、経験割合が08年度比でそれぞれ7ポイント前後増加している。

2.一方で、授業に受け身な姿勢の学生が多く、「主体的な学び」に転換しているとは言えない。授業に対して、「あまり興味がなくても単位を楽にとれる授業がよい」とする割合が、5.9ポイント上昇し54.8%と半数を超えた。また、学生が調べ、発表する演習形式の授業より、「教員が知識・技術を教える講義形式の授業が多い方がよい」とする割合も83.3%と依然として高い値となった。

【海外留学・大学のグローバル化】

「海外留学をしたい」かどうかについては、「とてもあてはまる」12.3%、「まああてはまる」25.7%であるが、4年生の11月時点で、実際に「海外留学をした」のは4.9%にとどまる。留学の希望時期は、「2年生」の時が最も多く、次いで「3年生」となり、両学年で6割を超える。

文部科学省の答申において、学生の主体的な学修を促すためのアクティブ・ラーニングの重要性が謳われるなど、大学教育のあり方が課題になっています。大学の教育改革は少しずつ進んでいるようですが、学生の学びに対する姿勢は、むしろ受け身になっている傾向がみられます。海外留学に関しては、留学意向のある学生が4割いるのに対し、実際に留学をした学生の割合は少なく、実現のハードルが高いことが推察されます。語学力によって留学の意向は大きく異なります。このことから、4年間通して語学力を身につけられる環境を整えることが、留学を促進し、大学のグローバル化を進める鍵になると言えそうです。

<朝日新聞DIJITAL 2013年4月23日『4年ぶりに、大学生の学習・生活実態を調査 「主体的な参加が必要な授業」は増えているが、学生は受け身 教員・保護者への依存傾向も強まる』より抜粋、一部要約>

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上記の抜粋部分は、私がこの記事の中で関学の総合政策学部(以下総政)では違う結果になるのではないかと考えた部分です。というのも、総政ではプレゼンテーションやディスカッションを行う演習方式の授業が非常に多く、ほとんどの人が経験しており、演習形式を好む学生も少なくないからです。また、私自身を含め、周りには留学経験者や志望者も多くいます。このように総政には一般的な学部とは違った面があるので、私は、同じようなアンケートを行えば違う結果が出るのではと考えました。とはいえ、残念ながら学部全体に対してアンケートを行う時間的余裕はありませんでした。そこで今回は、積極的な総政の生徒の典型ともいえる小西ゼミのメンバーを対象に、同じような内容でアンケートを行いました。この結果は、あくまで小西ゼミのメンバーのものであり、総合政策学部全体のものではありません。しかし、私は似た考えを持つ学生が総政には比較的多くいるのではないかと考えます。

≪アンケートについて≫

授業内容の希望

調査対象:小西ゼミ3回生メンバー16名+4回生1名

<大学での学びに関して>

一つ目の質問において、単位を取るのが難しくても、興味のある授業が多い方が良いと答えた人は94%にもなり、一般アンケートの45%に対して倍以上になりました。

また、授業形式も演習形式を好む学生は53%で、一般の17%を上回る結果となっています。

授業形式の希望

このように、積極的に自分から勉強したいと考えている学生が比較的多い結果となりました。その一方で、演習形式を好む学生の中にも座学はしっかりと学んでおきたいという意見もあり、一概に演習形式のみを望んでいるとは言えない結果でした。

≪留学に関して≫

留学を希望するか

一つ目の質問、留学を希望するかという問いに対し、留学をしたい(とても当てはまる+当てはまる)と答えたのは全体の65%にも上り、すでに留学を経験した学生は29%で一般の結果の4.9%をはるかに上回る結果でした。なお、この質問で「すでに海外留学をした」と答えた学生は、以降の質問では実際の留学経験に基づいて答えてもらいました。留学する時期に関しての質問では、大学在学中では2年生が一番多く、一般アンケートに近い結果となっていますが、全体では海外の大学院を希望する人が半分近くいます。また、上記のとおり留学経験者は実際の経験をもとに答えてもらいましたが、2年生で経験したと答えた人の中には、海外の大学院に進みたいという人もいました。

<考察>

留学を希望する次期

留学に関しての結果は、個人的には小西ゼミらしい結果となったのではないかと思います。なぜなら、国際機関出身の小西先生のもとで国際協力やキャリア開発について学びたいと考える学生が多くいる小西ゼミでは、海外を意識している人やグローバル人材としてのキャリア、国際開発などに興味がある学生が必然的に多くなるからです。海外の大学院への進学希望が多かったのも、国際機関への就職などを意識している人が多いからだと推測されます。

記事の中では、4年間を通して語学力を上げられる環境を整えることが留学をする人の増加に繋がるとあります。しかし、私は学生自身に早いうちからグローバル化をきちんと理解させ、英語を学ぶことや留学の必要性を自覚させることが必要だと考えます。なぜなら、留学希望者の多くが2年生での留学を希望しており、そのためには1年生の時に申し込まなければいけない場合が多々あるからです。即ち、4年間の学びの上で語学力を身に付けるのでは手遅れだということです。この問題を解決するためにも、出来る限り早いうちからグローバル化を意識させ、大学入学前の積極的な英語学習を促し、留学を意識させる必要があります。また、グローバル化を意識することは国際社会におけるプレゼンテーション能力やディスカッション能力の必要性に気づくことにも繋がり、より積極的な演習形式の授業への参加を促すと考えられます。具体性のない意見ですが、私はこのように考えます。

今、一般的に日本の学生の内向き志向が強まり、受け身になってきていると言われています。私は、今回ベネッセのシンクタンクが行ったアンケートの結果は、それらを裏付けるものだったと思います。しかし、小西ゼミでのアンケート結果が表すように、グローバル化を意識した学びをし、より積極的に海外へ出ていこうとする学生がいるのも事実です。確かに、小西ゼミはマイノリティーかもしれませんが、総政には似た考えを持つ学生も多くいます。今の大学生は、よく言われるようにさまざまな問題を抱えているかもしれませんが、私たちなりに考え、最善の選択ができるように努力していきます。

<引用元>

『朝日新聞DIJITAL 2013年4月23日『4年ぶりに、大学生の学習・生活実態を調査 「主体的な参加が必要な授業」は増えているが、学生は受け身 教員・保護者への依存傾向も強まる』http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/PRT201304230073.html

<参考>

アンケートは以下のサイトのものを参考に類似したものを使用しました。

Benesse教育研究開発センター 第2回大学生の学習・生活実態調査 2012年http://benesse.jp/berd/index.shtml

<English part>

Hello, this is Takashi Koyama. I wrote Today’s Tsubuyaki ~voices of Japanese student~ this week. My theme is about Japanese student’s defensive position.

I found the news which is about the research of it, and this is summary of it.

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Asahi digital, April 23rd in 2013

Benesse coop researched about learning and thinking of university students.

<About learning at school>

It is said that even though the number of active learning class is increasing, more than 80% of students want to study at passive learning class. It is also said more than 50% of students think even if it is not interested in, the lesson which can take a unit easily is better than the interested lesson which is difficult to take a unit.

<About studying abroad>

40% of students want to study abroad, but only about 5% of students already tried studying abroad until November of 4th grade. More than 60% of students want to study abroad at 2nd grade or 3rd grade. They estimated that the reason why many students cannot try studying abroad is the lack of language ability. Therefore, , to solve it, they think that universities have to provide learning environment which improve language ability effectively through 4 years.

Asahi digital, April 23rd in 2013 ” Yonennburini, Daigakuseino gakusyuu seikatujittaiwo

Chousa( researched learning and life situation of university students)”

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These are summaries of the article which I think different from department of policy studies in Kwansei Gakuin University. This is because department of policy studies have many active learning classes, and many of students like it. Also many students are interested in studying abroad too. I wanted to do a same questionnaire in this department; however, I did not have enough time to do it, so I did it in Konishi seminar. This is because members in Konishi seminar are typical active students in department of policy studies.

<<Result of questionnaire in Konishi seminar>>

I asked 16 students of 3rd grade and a 4th grade student.

<About learning at school>

94% of students want to take interested lessons even if it is difficult to take unit, and 53% of students think active learning class is better. On the other hand, some students who like active learning class feel that it is also important to learn knowledge through passive learning class.

<About studying abroad>

The number of students who want to study abroad is 65%, and 29% of members have already tried it. Half of students think that time suitable for studying abroad is graduate school. Some students who answered they have already tried studying abroad want to enter graduate school in foreign countries, so the total number of people who want to enter graduate school would be more than half.

I think this result shows us how Konishi seminar members think. This means that they think globally or are interested in international development, and some people conscious of obtaining a position of international organization.

The article said that, to improve the number of studying abroad, good solution is providing learning environment which improve language ability through 4 years. I disagree with it, for many students would like to study abroad at the time of 2nd grade, and so that they can study abroad at the time of 2nd grade, they need enough language ability until 1st grade of university. I think that the most important thing is that making students to understand globalization. Through it, students study language actively, especially English, before entering university. Moreover, students can understand the importance of presentation skills and discussion skills, then, they take positive attitude for active learning class.

<Conclusion>

In conclusion, this research tells us that introverted Japanese students are increasing. However, like Konishi seminar members, some students think and study globally. We university students would have problems, but we study and try hard.

These are my opinions, and it has a no connection with KGU, Department of Policy Studies and Professor Konishi. Please understand it. Thank you for reading.

<references>

Asahi digital, April 23rd in 2013 ” Yonennburini, Daigakuseino gakusyuu seikatujittaiwo

Chousa( researched learning and life situation of university students)”

http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/PRT201304230073.html

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「再び長くなってしまい申し訳ありませんでした。最後まで読んで頂きありがとうございます。今回の記事に関して何かコメントあれば、是非書き込んでください。」
“Thank you for reading long article, if  you have any comment, please write it.”

2013年度より小西尚実研究室ホームページが新しくなりました。新HPは下記リンクより閲覧可能です。

http://bridge-kgu.sakura.ne.jp/knack/

The new site of Prof. Naomi Konishi’s Seminar is here.Please check it out.

http://bridge-kgu.sakura.ne.jp/knack/
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  • 投稿者:
  • 投稿日時:2013/5/7 23:16

プロフィール


NAOMI KONISHI
研究分野のキーワード 国際協力、国際人事政策、能力開発・キャリア開発 研究内容 私は着任前、国内の外資系企業及び国際機関にて、組織の人事政策や人材戦略に基づく人事管理業務に携わっており、...

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