4回生 振り返りブログ【Last】

皆様、こんにちは。
小西ゼミ4回生の高橋 由莉と申します。
いつも小西ゼミブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

Hello, everyone.
Thank you for visiting our blog.

My name is Yuri Takahashi, and I am one of the 4th grade students in Konishi seminar.
Today, I would like to write about my university life in retrospect as my last post in this blog.

今回も引き続き、4回生による「4年間の振り返り」と題しまして、私の大学生活のまとめをお送りしたいと思います。
(総合政策学部大好き人間なので長くなりそうですが…)
最後までお付き合いいただけますと幸いです。

◎「関西学院大学 総合政策学部」への入学とステップ
私には高校生の時から、「国境を越えて何かしらの仕事がしたいなぁ」という、今から思うとかなり漠然とした夢がありました。
ひょんなことから高校三年制の時にオープンキャンパスで見た、小西ゼミの先輩たちの活動やキラキラした姿に感銘を受け、「ここで勉強したい!」と思うようになり、
この総合政策学部への入学を決意しました。しかし、中学・高校と「部活バカ」と呼ばれるほど吹奏楽部での活動に熱中していたため、
いざ大学に入って突然開けた世界に対して「何かしたい。でも何をすればいいのだろう…」と路頭に迷うばかりの四月。
そこで、何事もまず目標、と思い立ち、大学での目標を設定しました。それは、「気になったらまずやってみる」と「自分を鍛錬する」です。
そんな私は1年生の秋学期に、当時受講していた授業のある先生から、JICAが主催する「大学生国際協力フィールドスタディプログラム 」について話を聞く機会がありました。これはおそらく当時の私が新しい一歩を踏み出すには絶好のチャンスだったと思います。
「行ってみたい…でも本当に私にできるかな?どうしよう」
当時は一歩がなかなか踏ん切りがつかず、でもそんな時、相談にのってくださったのは小西ゼミの先輩でした。「気になったらやってみる」という自分の目標を思い出したことと「チャンスはつかんだ方がいい」という先輩の力強い言葉に背中を押され、滑り込みでポストに申込書を投函。結果としてこのプログラムへの参加がこの後の私の大学生活を思いきり変えていきました。全国から集まった20人の大学生。ベトナム現地の農村から都市まで様々な場所で三週間をかけて、プロジェクト現場への視察や女性の社会進出についての調査をさせていただきました。また、このプログラムで「アジア人」「関西人」「日本人」…たくさんのアイデンティティを考えるきっかけにもなりました。プログラムが終わり、帰国した際には新たな想いが沸き上がっていました。「もっとジェンダー問題について学びたい。もっとレベルの高い場所で勉強したい。」そこで設定した次なる目標は「シンガポールでの交換留学」でした。帰国後の2回生になってからは英語が嫌いになるくらい必死でTOEFLの勉強に励み、Global Career Programと呼ばれる学部の独自プログラムでの勉強をスタートさせたこともこの時でした。
その後四年間を通して、様々な機会に恵まれ、入学前は大嫌いだった自分を、今は好きになれました。それは、まぎれもなく自分という人間を認めてくださり、支えてくださった周りの人々のおかげです。また、踏み出すという行動を経て得た様々な経験が自分自身を成長させてくれたように思います。これは、四年間で得た最も大きな成果であると実感しています。

◎壁
私にとって、大学生活中悩んだこと・葛藤があったことは大きく二つあります。一つ目は、交換留学先として一番希望していた大学にいけなかったことです。
悔しく、でもそこでないがしろにするのは性に合わない。だからこそ、「一番勉強したといえる1セメスターにしよう」と思いました。しかしながら、そう意気込んだものの
シンガポール独特の英語訛りに慣れない、授業のディスカッションに入ることが出来ない、うまく自分の思いを言葉に出来ない中で、思い描いていたようにはいかずに落ち込み、「どうして何もできないんだろう」と呆然としたことも多々ありました。 ある時、夜中の3:00までリーディングの宿題のために起き、泣きながら勉強していた時に、「もう嫌だ」と思ってしまったことがありました。立ち止まり、けれど、「自分は何のためにここにきたのか」を思い返し、逆に自分に勝ってやるという気持ちが沸いたのもこの時だったように思います。「楽しい」と思っていた留学は「辛い」ことも多くありました。振り返ると辛いことが楽しかったことと同等の量ほどあったかもしれません。しかしこれが入学時に決めた、「自分を鍛錬する」を達成する大きなステップであったと思いますし、私にとって必要なものであったと今感じています。何よりも、この交換留学を通して世界各国のたくさんの素晴らしい友人に出会うことが出来ました。今でもお互いの国に会いに行ったり、ウェブで電話したり、時にはポストカードで文通をしたりしながらつながっています。そして今でも、彼ら・彼女らが世界のどこかでがんばっている姿を見て私も「がんばろう」と思えています。

二つ目は、最もつらい時期の一つであった、 帰国後の就職活動です。「自分とは何か」という大きなテーマの答えをなかなか見つけ出すことが出来ず、日々思ったようにいかない現実と向き合うことで真剣に悩みました。就職活動中は 自分がそれなりにプライドを持ってやってきたことを誰にも認めてもらえないことで悩み、、初めて将来について考えることに恐れを感じた期間でもありました。「私がこれまでやってきたことは何か間違いだったのだろうか」と感じることも少なくありませんでした。しかしながら、どんなにみじめでも、どんなに悔しく悲しくても、焦っても、泣いても、信じてきたことを貫くことと熱さを失ってはいけないということをこの経験から学ぶことが出来ました。それらは、いわば人を動かすエンジンのようなものだと思います。就職活動を通して思ったのは、自分を知ることは「鏡を見ること」と同じであることです。自分を知るには自分を見ないといけない。のぞき見ると自分のいやな部分や隠したい部分ばかりが目立つ。逃げたい。鏡をいくらふいても映る自分は変わらない。でもちょっと離れてみると自分の全体がよく見える。何が言いたいかというと、鏡に映る自分をいやなところも含めて自分だと認めることが大切であるということです。
おそらく、落ち込んで這い上がって何かをつかむことが出来る経験はその人を何倍も成長させてくれるものであると、「壁」にぶつかることで気づきました。そしてそういう体験を大切にすべきであり、今これを読んでおられる方、特に高校生・大学生の方々にも大切にしていただきたいと感じています。

◎現在
私は春から、東京で働くことになりました。そして、春から憧れの業界で働くことができること、そしていつか夢見ていた、国境を越えて仕事ができるチャンスがあることにワクワクしながら、今このブログを執筆しています。 途上国や新興国の発展とダイバーシティの向上の二つの観点から「人の引き出しをふやす」ことが今の私の目標であります。 四年間の終了を目前にした最近、これからどんな人になりたいのだろうと考えることが多くなりました。今自分の中での「なりたい自分」というものは、「流れる人ではなく、流れを変える人」です。「現状維持」は最も安定していて、最も居心地の良い状態です。しかし、そこで満足するのではなく、そこを飛び出して「もっとこうすればよくなるだろう」「次はこれに挑戦していきたい」という、ワクワクした子どものような好奇心を持ってチャレンジしていく大人でありたいと思います。

・My goals which I set when I entered Kwansei Gakuin University and my footprints
Since when I was a high school student, I have dreamed a dream—”I would like to work across overseas”.
I decided to enter this university because senior students who were belonged to Konishi seminar impressed and inspired me a lot at open campus event. However, new world was opened to me suddenly after entering university, so it confused me because I put my heart into brass band club in high school. It was only one thing I did for last 6 years.
“I would like to try something new, but what should I do?”
—I asked to myself at the first 1 month.
Therefore, I set two goals in university life. First one is “Try everything”, and another one is “Self-improvement “.
One day, professor who taught me in the class informed about JICA Field Study Program for University Students. Maybe, it was the first big chance for me to try something new.
” I am not sure if I can do it …”
When I afraid to enter first step, one of the senior students in Konishi seminar told me that I will regret if I miss this chance. His word made me move forward, and I decided to apply to this program. Eventually, this experience became one of the big turning points for me. I was inspired by students who joined this program from various universities, and researches I did in village or JICA’s project sites taught me importance of field work. Besides, through this experience, I found many kinds of identities which constitutes me ——Asian, Japanese, and Kansai-jin, and so on.
After coming back to Japan, I set new goal, and it was “Studying in Singapore as an exchange student”. I started to study English for TOEFL test, preparing for lectures, and study as a member of Global Career Program, and sometimes they were very challenging things for me.

・Hardships
There are two big hardships for me during my university life. Firstly, I could not be the exchange student of university which I aspired to enter. It was my first big discouragement in university life. Therefore, I decided to select 2nd choice, and I promised myself that I will study the most I have ever studied in my life now. It was the first time to experience frustration which I cannot express what I would like to say in English correctly, and I could not say anything in class discussion at the first time. Moreover, it was very tough to get used to Singlish (Singapore English), and this made me encouraged to accept various English accents. These things sometimes brought me down and felt self‐hatred, and there is a day that tears run down on my face while studying when I got up till 3:00 am to finish my assignment. At that time, I realized that I have to win myself and become stronger, so I never gave up because I was there to achieve my goal.
Before going to Singapore, I thought that exchange life is “fun”. After going back to Japan, I realized exchange life is not only “fun”, but also very “tough” from the aspect of study and facing to my weakness. I think my exchange life has equal amount of ” pleasure” and “hardships”, and both of them are needed for me. Above all, I could meet precious friends from all over the world during my exchange program. Emails, SNS, and postcards connect me and them still now, and their present situations or successes somewhere in this world made me motivated everyday.
Secondly, I faced the big question, “Who am I”, during job hunting.I struggled to find the answer of this question, and this was the first time for me to feel fear to think about my future. During jobhunting, sometimes these things made me unconfident about myself because I felt that . However, through this period, I gradually realized that people do not lose the passion or belief no matter how they feel frustration, irritation and sadnesss. I think that passion or belief are engine for people to catch the dream. Recognizing myself looks like looking in the mirror. To know ownselves, people have to look themselves, and they have to recognize not only good aspects or strength in themselves but also bad aspects or weakness. At the same time, people must recognize this reflection as “myself”—including their imperfection.
Perhaps, experiences which make people discourage make them grow more and more. I learned this through facing these challenges.

・My dream
From this spring, I will work in Tokyo. I am very exciting to work in the company which I wanted to work, and have chance to work overseas someday. “Making choices for people” especially from the aspects of developments of developing countries and diversity is my dream. Recently, there are many chances to think about “what kind of person who I want to be”, and my answer to this question is “the person who turn the tide”. maintaining the status quo is easy, and comfortable. However, I do not want to satisfy with that situation, and have the curiosity to make this world better and more interesting.

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◎後輩に向けてのメッセージ

最後に、このブログを読んでくださっている後輩にメッセージを送りたいと思います。私は、この四年間、神戸三田キャンパスで学びを深め、得た教訓が大きく3つあります。

1つ目は「『勉強する』こと」
  …当たり前といえば当たり前です。ですが、大学生活で最も大切なことの一つであると実感しました。
私の好きな言葉に、マハトマ・ガンジーの「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」という言葉があります。
「勉強!」と聞くとガリガリ紙に向かうイメージが強いと思いますが、四年間を通じてそうではないと実感しました。もちろん知識がないと何も始まらないので机に向かい、がむしゃらに勉強することは重要です。しかし、そこで気になったこと・疑問があればフィールドに出てみること、本物を見ることはもっと重要ではないかと思います。食べて、見て、感じて、そしてその経験からも「勉強」する。こうして「机上」と「現場」、両方での勉強を継続することはきっと自分の知識量を本当の意味で高めてくれます。そして、噂や固定観念にとらわれない、1対1の「誰」であるかで接する姿勢を育てることは、その人の人生自体をも豊かにしてくれると私は思います。
たとえば20代と40代で同じ場所に旅行をしても、おそらくその感じ方や感想は大きく違うのではないでしょうか。
今しか感じられないものを感じる、今しか出会えないものや人に出会うほど大切な「勉強」は無い、ということを、この4年間に私は教わりました。

2つ目は「軸を持つこと」
   例えば、留学に行きたい、と思っても、何のために行くのか、どうしてそこでなければいけないのか、など明確な意思と目標がなければ、「一体なんのために時間とお金をかけているのか」がわからなくなってしまうと思います。
何においても「揺るがない『何か』」がある人は強いと学内、学外、国内、海外様々な場所で感じてきました。
それは、何か迷うことがあったときに自分の軸があれば、迷うことはあっても、最後に自らの力で決断することが出来るからです。
とがっている人になれ、と、ある尊敬する教授に言われたことがあります。
協調はもちろん、チームで協働する際に大切です。しかし、人と違うからこそ、同じじゃないからこそ、
そこに自己が確立され、突き進むべきものや大切にすべきものが見えてくるのではないでしょうか。
  そして、ロールモデルを持つことも重要だと思います。私は学内・学外様々なところでいろんな人に出会い、「こんな人になりたい」と多くのインスピレーションを受けました。「あんな人になりたい」という気持ちが結果的に「辛い時の踏ん張る力」になったことも実感として多くあります。
努力しても100%報われるとは限りませんが、夢をかなえた人は必ず努力している、と私は思います。

3つ目は、「感謝すること」
ありきたりかもしれません。しかし最も大切なことだと私は思います。
私は自分自身が存在しているだけではなく、「私」という人間を周りが認めてくれたり、サポートしてくださる人々の支えがあって、
やっと「私」になれたのだと、そしてその感謝を、この四年を通して実感しました。
私はこの四年間、総合政策学部 神戸三田キャンパスで学ぶことができたことを本当に誇りに思い、その中で得たたくさんの出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。
素晴らしい友人、親身に相談にのってくださったりご指導いただいた教授、
「負けてられんなぁ」と思わせてくれるような活動的な後輩や自分の信念を貫く尊敬する先輩、
たくさんの人に支えていただき、多くの刺激をうけ、育てていただいたた4年間だったと今感じます。
四月から新たなスタートとなりますが、この四年間で学んだこと・気づけた大切なものを大事にしつつ、頑張っていきます。

本当にありがとうございました。
Thank you for reading.

そして、小西ゼミを今後ともよろしくお願いいたします。

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NAOMI KONISHI
研究分野のキーワード 国際協力、国際人的資源管理、キャリア開発、ダイバーシティ&インクルージョン政策 研究内容 私は着任前、国内の外資系企業及び国際機関にて、組織の人事政策や人材戦略に基づく...

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