~「幸せのレシピ」を社会へ届けたい。~

皆さま、ようこそ。当店では誰もが幸せになれるスープを提供しています。それぞれの具材が混ざり合い、しかしお互いの味を消し合うことなく、程よくそれぞれの野菜の個性を生かしたスープは食べる人全てを幸せにします。その「幸せのレシピ」を今回は皆さまにお届けしたいと思います。

 

はじめまして。私は小西ゼミ3回生の池沢友里と申します。冒頭で述べた「幸せのレシピ」はただのスープのレシピではありません。これは私たちが生きる、「社会」のレシピです。この日本社会に生きるどんな人でも幸せになれるヒントが隠されているのがこの「幸せのレシピ」ですが、工程は3つしかないので、一見簡単かと思われますが丹精込めて作る事が肝心なのです。

1つ目の工程は「具材を丁寧に混ぜ合わせること」。ひとつひとつの具材を丁寧に混ぜましょう。大きな野菜、小さな野菜やカラフルな食材が揃っています。途中で野菜が崩れたり、痛めつけてしまったりするとその野菜の味をうまく引き出せなくなってしまいます。どの具材も大切に扱いましょう。多様性の溢れる今日の社会では、さまざまな価値観、思想をもつ人々が存在します。それは日本人に限らず、グローバル化の進んだ現代はさまざまな文化や宗教を持った人々が日本には溢れています。新しいものを受け入れる時、ドキドキしたり、ワクワクした感情を持つ一方、不安も多くあります。ですが、少しの勇気と好奇心のスパイスがあれば、素晴らしい文化の融合ができるでしょう。

2つ目の工程は「味付けをバランスよくすること」。調味料にはそれぞれ特徴があります。甘い、辛い、酸っぱい、塩味など人の味覚を左右するたくさんの調味料がこの世にはありますが、ここではいくつかの調味料をブレンドして使うのがコツです。一つの味に頼りすぎず、さまざまな味があることを知りましょう。近頃、マイノリティという言葉がメディアを通してよく聞きます。セクシャルマイノリティや障がい者の方に対してマイノリティと言ったり、世の中の「多数派ではない人々」に対してマイノリティという言葉は使われますが、どうして多いか少ないかで分けてしまうのでしょう。私はマイノリティという言葉があまり好きではありません。社会に存在する人や価値観は多いか少ないかの二極化ではもったいないと思います。シェフが丹精込めたスープには塩、こしょう、それから醤油に砂糖とさまざまな調味料が混ざり合ってそれぞれの持つ味を生かして一つのお料理を引き立てているのです。どの調味料に偏ることもなく、バランスよく混ざり合っています。

最後の工程は「じっくり煮立たせながら観察すること」。さまざまなお野菜、いろとりどりの具材に個性豊かな調味料が混ざり合い、煮立たせるうちに柔らかく、コク深い香りが漂いスープも完成に近づいてきました。一つのお鍋の中に大きさも形も違う野菜たちが分け隔てなくいっしょに煮込まれています。煮立たせるうちに、かき混ぜたり、味見をしたり手を加える必要がでてきます。そんな時はそっと火を緩め、様子を見ましょう。社会に多様性が広がると、どうしても受け入れられないことも出てきます。世の中には差別問題、ヘイトスピーチやいじめ、さまざまな人権を損害する問題が起きています。人間は完璧ではないから、全てのものを好きになる能力は持っていない人が多いと思います。自分に合わないものは排除するという考え方は根本的解決につながりません。なにかの問題に直面した時、一度落ち着いて周りの状況を観察することで解決につながる突破口が見つかるかもしれません。

スープを作る上で大切な事があります。それはこの幸せのスープは皆さん自身がつくり、皆さん自身でお召し上がっていただくこと。それは幸せな社会にするためには、皆さん、そして私が行動を起こさないといけないという事。それが幸せな社会で生きる秘訣です。

 

私は本校でグローバルな視点から見た日本の現状や世界の問題について学んでいます。世界には目を逸らしたくなるそうな、私たちが想像できない過酷な現実、紛争、貧困、さまざまな問題が潜んでいます。私の歳まで生きられない子どもたち、紛争で大切な人を亡くして自らを責めながら生きる人々。そんな現状を目の当たりにしながら何もできない私はとてもちっぽけに感じました。それから、どんな社会を作りたいか、どうしたら作れるか、考えついたのがこの「幸せのレシピ」です。できることは小さなことでも、まず始めてみること、その一歩が幸せな社会へと近づくと感じます。総政のモットー「Think globally,Act locally」をこれからも実践していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

I would like to tell you “the happy recipe”

Welcome sir. We supply the soup which make all people happy.  Then, I’d like to tell you the recipe of the soup.

 

Hello everyone, I am Yuri Ikezawa. I am in the Konishi seminar in KGU. I will talk about the recipe, but it is not for cooking, it is a recipe of our society. I will introduce of the recipe to make the world better. There are 3 steps of this, and it looks easy to make, but it has to be politely.

The first step is “mix the ingredients”. There are many types of the vegetables, and they have difference size, color, and taste. You must not treat wildly, and not break, because the taste of the vegetables will become bad. It is same our society, our world is so diversity, many culture and the ways of thinking is in the world. The globalization will be continued and the diversity will be also spread. To accept new things is very exciting but it is a little nervous. However, if you have a little brave and curious, it leads a great mixed culture.

The second step is “the good balance of condiment”. There are many kinds of condiment, for example salt, sugar, pepper and so on. They are different tastes totally but these are important to make soup. The different taste of condiment is mixed, the taste will have good harmony. But the important point is not to depend the one taste. To blend some taste just right is important. Recently, there are some problem of sexuality and a handicapped person. Some people call them “Minority” but I don’t like this word. I think separate majority and minority is wrong. We have to recognize there are many features and way of thinking.

The final step is “to see carefully”. There are some acceptable things, for example the difference of culture, thinking, religion. Then, the criticism is escalated, some problems will happen like hate speech, discrimination and prejudice. If people cannot accept the thinking, they should not attack and reject. There are many conflict without accepting others thinking so if you want to reduce the conflict, just accept the other thinking.

When you make the soup, the important thing is making yourself and eating yourself. It means the person who makes the world better is you and me.

 

I study global issues in my university, so there are many chances to think about what should I do for our society. I don’t have the power to stop poverty, and I don’t have much money to make our world rich. But I think the little thing can change the world, and the little thing can be done by us. Then the 3 steps are important to do make the world better. And the best word to act changing the world better is “Think globally, Act locally” is our department of Policy studies in KSC. I will do my best with this word.

 

Thank you for reading until the end.

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NAOMI KONISHI
研究分野のキーワード 国際協力、国際人事政策、能力開発・キャリア開発 研究内容 私は着任前、国内の外資系企業及び国際機関にて、組織の人事政策や人材戦略に基づく人事管理業務に携わっており、...

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