2010年8月7日の午後9時から翌8日の午後3時までの18時間、JL3YJF局として初めて日本アマチュア無線連盟(JARL)主催のフィールドデーコンテストに参加した。参加オペレータは仲田さん(JO3VVO)と中野(JA3VWT)の2名。現役のアマチュア無線資格を取得したばかりの学部生にも声をかけたのだが今回はスケジュールがあわなかった。そこにゲストオペとして北井さん(JA3IVU)が駆けつけてくださりなんとか3名体制で運用できた。
JL3YJF常置場所からのオンエアーで、3.5MHzから430MHzまで、総数80局と交信できた。使用機材はFT-817、アンテナはダイアモンド社の5バンド短縮V型ダイポールHFV5と3.5と7用にHFV8040を使った。
写真は運用が終わっての記念写真。
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みなさん、こんにちは。本日(8月7日)は神戸三田キャンパスのオープンキャンパス日です。
中野ゼミ(3号館203研究室)でも、過去のリサーチフェアで発表したポスターの展示とアマチュア無線(JL3YJF)の通信デモを実施しています。 午後4時まで公開しています。
中野幸紀
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第175臨時国会が開会された2010年7月30日とその前日29日に中野ゼミ生(延べ8名)が霞が関のいくつかの省庁を訪問し、グループワークのテーマごとに調査を実施した。
2010年7月29日(木)午後に、総務省情報流通行政局を訪ね、「アナログ放送の停波とデジタル放送聴取支援に関する政府PR政策」に関するブリーフィングを受け、あらかじめ準備していった質問リストに沿ってディスカッションを行った。
その後、東京地方裁判所の民事法廷見学を実施し、最後に、経済産業省通商政策局岡田秀一局長を表敬訪問させていただいた。
7月30日(金)午前中に農林水産省を訪ね、「食糧自給率向上政策と食糧安全保障政策」についてブリーフィングを受けた後にあらかじめ用意していった質問を行った。
以下の写真はそれぞれの省庁での調査が終了した後の集合写真である。
総務省情報流通行政局地上放送課デジタル放送受信者支援室鎌田課長補佐を囲んで
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長ったらしい名前に舌を噛みそうになった読者諸氏には謝るしかないが、こういう長い名称の特別研究センターが、本日、大学内に設立された。
西アフリカのフランス語圏に学生と一緒に出かけ、現地政府の要請による電波利用促進のための中高等学校などの授業のお手伝い(国際協力)などをすることが目的だ。
仏語の名称は、日本語よりも長ったらしい。
Centre de recherche sur la coopération internationale pour l’accélération de l’utilisation des ondes de radio sans but lucratif dans la Région de l’Afrique de l’ouest.
略称はCRIOR(クリオール)である。
活動の背景となっているのは2003年の国際電気通信連合無線通信部(ITU-R)の勧告(“Recommendation ITU-R M.1043-2”)だ。そこには、以下のように書いてある。
「途上国のアマチュア無線及びアマチュア衛星サービス」
ITU加盟各国政府に対して、途上国における通信士スキルの向上、技能者の養成、非都市部及び緊急時におけるアマチュア無線局の展開などの分野におけるアマチュア無線及びアマチュア衛星サービスの積極的活用を勧告する(原文は仏語、英語など)。
以下に、研究所の概要を書いておこう。
1.CRIOR設置目的
CRIORは、非業務系電波利用がほとんど行われていない西アフリカ地域(ブルキナファソ)におけるデジタルデバイド緩和のために必要とされる「市民の市民による市民のための非業務系電波利用の促進」を図るため、国際協力の枠組みを活用しながら、現地における日本人学生参加型のフィールドワークを定期的に実施するために必要な枠組みを構築することを目的としている。
2.期待される効果
これによって、ブルキナファソの非都市部中高等学校などから自前の無線ネットとVoIPを介してskype、Ustreamなどで世界に発信できるようになる。
3.CRIOR活動の概要
• 西アフリカ地域(ブルキナファソなど)における電波利用フィールドワークの実施
• 「電波利用講座」の開講支援
• 中古ICT機材等の西アフリカ地域への提供の支援
• 学生、院生の無線従事者資格取得のために必要な情報の提供
• 西アフリカにおけるデジタルデバイドに関する調査・研究
• BOP(ボトム・オブ・ピラミッド)ビジネスの企画立案及び実施支援
• WEB、BLOG、twitter、Ustream、skypeなどを活用する情報発信の推進
• その他研究センターの目的達成に必要な事項
4.年次計画の概要
• 2010年度:
(1)学部の「電波利用講座」の継続的な実施、学生の育成
(2)必要な研究資金源確保に必要な調査の実施
(3)2011年3月学生によるブルキナファソ現地事前調査
• 2011年度:
(1)「電波利用講座」の継続的実施、学生の育成
(2)研究調査資金の確保(年間800万円程度、4年間)
(3)学生主体のブルキナファソ現地調査の本格的実施
• 2012年度~2014年度:
国内学生の育成及び学生による現地調査研究の継続及びBOPビジネスの現地実証調査の実施
以上
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西アフリカ(ブルキナファソ)における電波利用促進のための国際協力プロジェクトを模索中だ。
主体は学生諸君。昨年度から実施中の「フィールドワーカーのための電波利用講座」受講生のうちの何人かはすでに第2級陸上特殊無線技士、アマチュア無線技士などの無線従事者資格を取得している。
彼ら、彼女らと一緒に電気も来ていない西アフリカで自分たちの技術とスキルだけで電池を使い、あるいは、発電し、無線高速ネットワークを構築し、無線携帯端末で相互に映像、画像、テキストを交換し合う。
そこには電気通信事業者の介入はない。市民の日常の「挨拶」、「談話」などの非業務系情報の伝送くらいは市民自身の手で構築した「ローテク」または「アプロプリエート(最適)技術」の情報通信ネットワークを介して行ってもいいのではないかというくらいの軽い乗りではある。
専門事業者と共存するもうひとつの非業務系の知識情報共有システムインフラがあってもいい。
ランニング・コストと限界生産コストをミニマムに抑えることが具体的な目標となる。そこからスケーラブルで、誰でも知識とスキルさえ獲得すれば参入可能な新しい自己組織型(Organisation autonome, Self-organization)の高速市民情報ネットワークの構築が見えてくる。
市民による市民のための市民のモーバイル知識情報共有システムの構築、ひいては、より公共性の高い「市民情報化社会構築」の可能性追求がこの総合政策学的な実験・研究の一つの目的となろう。
先進国にはすでに電力ネットワークも電気通信ネットワークも「市場+政府」の混合経済で提供されている。しかし、途上国には電力ネットワークもなく、これからの経済発展経路選択に自由度が高い。はたしてもう一つの情報化社会への入り口が社会インフラの整っていない地域だからこそ大きく開かれているのかどうか、挑戦を続けてみたい。
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連休を利用してゼミ4回生に引きずられるように第1回のフィールドワークに出ました。行く先は三重県の松阪市と伊勢市。世界遺産熊野古道の伊勢路は伊勢からスタートしています。
このあたりの地域は、江戸時代には綿織物などの手工業と地域の農林水産中心(集散地)として商業がおおいに発展しました。特に、60年に1回といわれる「お伊勢さん、おかげまいり」で数百万人の着の身着のままの人たちが押し寄せた地域としても有名です。また、本居宣長が生まれ育ち、古事記伝などを書いた豊かな文化圏域としても知られています。
<和紙、綿織物などの生産と流通で大きな財をなした町屋内部の様子>
<本居宣長の生地>
したがって、熊野市周辺の熊野古道、田辺市から始まる古来の中辺路道などの巡礼道とは異なった歴史を有している可能性があります。
実際にはどうなのか。松阪市観光協会と伊勢市商工会議所のガイドさんたちに現地をご案内いただきながらインタビューしてきました。
観光資源開発は、C型知識産業(創造的知識産業)と深いかかわりを有しています。ガイドブック、観光パンフなどの発行だけでなく個別客に対する口コミ情報も観光資源価値を高めます。
<街中に設置された本居宣長のからくり人形とその説明>
観光立国を実現するためには海外の人々にどうやってこうした情報・知識を届けるかということがひとつの課題になります。また、訪問入込者に対してはそれぞれの母国語で書かれたパンフ、案内版、ガイドなどの準備が必要となります。
昨年度のサンジャック・コンポステーレ巡礼道の現地調査では、参加動機として、通常の観光目的だけでなく自己確認と人との出会いが挙げられていました。そうだとすれば、世界遺産熊野古道という観光資源を世界にPRし、欧州からの巡礼道観光入込客数を増やすためには、歴史、文化などについてきちんと「言葉で」説明することがより重要になると思われます。
今回の調査では熊野観光協会と伊勢市商工会議所のガイドさんにお願いして少しインタビューさせていただきました。パンフ、地図などの外国語表記はあまり進んでいないようです。街中の表示板(パネル)にもあまり外国語表記はなかったように思えました。今後の課題かも知れません。
<伊勢市観光案内所>
<地下横断歩道を利用したおかげまいりに関する説明パネル>
松阪、伊勢市とも古い街並みの保存にはおおいに留意しておられ、電線の地中化、電柱の移設などによってすっきりした景観を演出するのに成功していました。ただ、文化財的な価値の高い建物などの説明パネルの類はオリジナル、すなわち日本語表記だけで外国語での説明パネルがほとんど用意されていなかったのはやや残念に思えました。
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3月25日夕刻にブルキナファソの首都ワガドゥグ市内の空港にパリ経由で到着しました。初めての西アフリカ、サブサハラ地方の訪問です。
いまは乾季の終わりとか。太陽は黄砂のような土ほこりで覆われ、ぼんやりとしか見えません。でも空気は乾いていて日中気温41度も大して暑くは感じません。
写真は市内の様子です。
ホテルにレストランがついていてムニュ(定食)とジュース1本で4000フラン(700円)くらい。宿泊料は3万フラン(5000円)。かなりよいお値段だがシャワーからお湯は出ない(笑)。こちらは暑いから水でいいのだと誰かが言ってたが。まずは蚊とごきぶりなどがいない清潔さが第一なので気にいっている。場所は空港から1kmくらいの市中央部。まわりには市庁、裁判所、警察などがある。
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国際発展(開発)・協力フィールドワーク実践の場としてアフリカ西部の「ブルキナファソ」の可能性調査プロジェクトを開始しました。
かけ足ですが、3月末に4日間ブルキナファソを訪問し、現地の様子を見てくる予定です。
訪問目的は、「世界情報社会基本宣言」において地球規模で取り組むこととされているデジタル・デバイド問題について現地で勉強をさせていただくことです。無電化地域でも電池で動くラジオの普及率はほぼ100%と言われています。人々は衣食住だけでなく、まず、「情報」を求めているようです。携帯電話の途上国における普及も非常に急速に進んでいるようです。
中野ゼミでは、市民のひとりひとりが自分の知識とスキルを高めることで自由にいつでもどこからでも情報アクセスが可能となるような情報社会の構築とそのために必要となる情報政策の検討・立案などをめざしています。
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アマチュア無線という言葉を聞いたことがありますか?
amateur service(アマチュア業務)は、「Radio Regulations (RR) of the International Telecommunication Union(国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則)」に次のように定義されています。
ARTICLE 1 Terms and Definitions. Section III. Radio services
1.56 amateur service: A radiocommunication service for the purpose of self-training, intercommunication and technical investigations carried out by amateurs, that is, by duly authorized persons interested in radio technique solely with a personal aim and without pecuniary interest. (出典:http://life.itu.int/radioclub/rr/frr.htm)
(中野仮訳)
1.56 アマチュア業務: アマチュアたちによって実行される技術調査、相互通信及び自己訓練目的のための無線通信業務。ここで、アマチュアたちとは、個人的な目的で、かつ、金銭的な興味をもたないで、単に無線技術に関心を抱いている正当に権限を与えられた人々のこと。
ここでいうアマチュアに与えられる「正当な権限」は各メンバー国政府が国家主権によって与えることになっています。日本では電波法によって国家試験に合格した者がアマチュア無線従事者として免許証を国に申請することで与えられることとなっています。
こうしてアマチュア無線従事者資格を正当な権限として得た人たちがアマチュア(無線家)となるわけです。
アマチュア(無線家)たちは、国内電波法に定められた周波数を使って海外のアマチュア無線家たちと、個人的で金銭に無関係な無線技術上の興味を満たすために、相互通信を行うことが正当な権限として認められています。
多くの国際機構、国家機関、公設機関、教育機関、企業などには国際公務員、教職員、従業員などが個人的に集まって組織した「アマチュア無線クラブ」が組織されています。代表的なアマチュア無線クラブとしてジュネーブの国際電通信連合に設置されている国際電気通信連合アマチュア無線クラブ(コールサイン:4U1ITU)などがあります。私はこの4U1ITUの終身会員となっています。
ケーエスシー国際アマチュア無線クラブ(JL3YJF)もこうしたアマチュア無線クラブのひとつです。
みなさんもフィールドワーク時に役に立つ無線通信の技術訓練のためにも第4級アマチュア無線技士の資格をとっていただき、JL3YJFからWiresⅡのネットワークを利用して全世界のアマチュア無線家たちと英語などで通信実験(自己訓練)をやってみてください。
通信実験といっても、送受信機(トランシーバ)の操作をするだけではなく、メッセージの「送受信」に必要な「通信特有の単語」、「通信プロトコル」、「表現方法(しゃべりかた)」などの理解と自己訓練を含みます。含むというより、たとえば、「か」は「かわせのか」とか、「a for alpha.」なのど音声コードの送受信などをスムースに使えるようになるためにはかなりしっかりと準備をして自己訓練していただくことも必要かと思われます。こうした通信のための自己訓練は、通常の生活の中でも役立つことがあると思いますよ。
以上の通り、英語、フランス語、中国語、韓国語などを話す世界のネイティブ・アマチュア無線家と通信実験を重ねていくことで、期待している以上に語学の能力向上につながるかも知れません。もちろん、そうした世界中のアマチュア無線家とおしゃべりを重ねていくと相手の文化などにも興味が持て、少しずつ理解できることになるかも!
アマチュア無線だけでなく、業務用を含む無線従事者資格受験に興味を持っていただいた読者は下記の「フィールドワーカーのための電波利用講座」ブログをぜひご覧ください。
<http://sps-program.weblogs.jp/jl3yjf/>
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こんにちは。4回生の松井雪奈です。卒業まであと1ヶ月を切りましたが、初めてブログを書きます。笑
中野ゼミを振り返ると、特に2009年はフィールドワークばっかりしていた気がします!3月の三重県熊野古道の世界遺産調査から始まって、5月の高野山、7月の観光庁訪問、そして、9月のフランス!どれも貴重な体験で、本当に楽しかったです!特にフランスフィールドワークでは、先生の運転する車で南フランスを駆け回り、とても充実した成果が得られた調査だったんじゃないでしょうか^^ 先生、マイペースな私たちの面倒を見てくれてほんとにありがとうございます!ぜひ、また行きましょうね!笑
卒業旅行は、同じゼミの田尾ちゃんとトルコ・シリア・ヨルダンに行ってきました!中東って怖いイメージをもってる人が多いと思いますが、私たちが出会った人々は笑顔が素敵な良い人ばかりでした。(国境や空港の警備は少し怖かったけど・・・)タクシーの運転手さんも、売店のおばちゃんもみんなとにかく親切!英語が話せない人もとにかくフレンドリー!笑 街の観光をみんなで支えているのを感じました。3カ国とも多くの世界遺産があり、見所が盛りだくさんでした。また、シリアやヨルダンには旧約聖書ゆかりの土地や、広大な砂漠が広がっていて、素晴らしい絶景を見ることが出来ました!日本とは全く異なる環境と人々に囲まれて、充実した20日間でした。ヨルダンでは死海にも行ってきました。通常の海水の10倍の塩分濃度、というだけあって・・・やっぱり浮きました!すっごい浮きました!笑 ただ、少し肌がヒリヒリします。´`; どれも一生に一度の体験で、最高の卒業旅行です。無事に帰って来れてよかった~。

ヨルダンのぺトラ遺跡
3月にはゼミ旅行で飛騨・高山に行きます。世界遺産と温泉・・・ふふふ。楽しみですね!
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中野幸紀
研究分野のキーワード
技術と経済発展、フランス型市民情報社会、対立の深まる南北問題
研究内容
市民が安全で快適な生活をおくり、社会的調整が大きな摩擦なく進められるためには、安定した経済社...