2012年2月

“統計”の奨めまとめ編Part1:バクチに勝つには? あるいはSPIに打ち勝ち、就職をゲットするには:確率についての簡単な問題集#1

2012 2/23 総合政策学部の皆さんへ
 これまでにブログで断続的に統計を話してきましたが、一度まとめてみたいと思います。それでは、これまでの投稿から統計に関連するものを抜き出すと、以下の通りです。

(1)“統計”とは何か? アフリカで感じたこと;国際援助の現場から#6
(2)統計学の奨めPart 1:なぜ“統計”などというものを勉強しなければならないのか?
(3)統計学の奨めPart2:近代的統計の発達:“大数”の法則=とくに、保険業界に興味がある方に
(4)統計学の奨めPart3:“賭博”と“確率論”+高畑ゼミの100冊番外編
(5)ノーマルとアブノーマル、あるいはナチュラルとアンナチュラル+統計学の奨めPart4(前半)
(6)ノーマルとアブノーマル、あるいはナチュラルとアンナチュラル+統計学の奨めPart4(中)
(7)ノーマルとアブノーマル、あるいはナチュラルとアンナチュラル+統計学の奨めPart4(後半)
(8)総政をめぐるトピックPart1:“国勢調査”、“人口”、そして国家統計#1
(9)総政をめぐるトピックPart1:“国勢調査”、“人口”、そして国家統計#2
(10)総政をめぐるトピックPart1:“国勢調査”、“人口”、そして国家統計#3:ダホメ王国の冒険ほか
(11)総政をめぐるトピックPart1:“国勢調査”、“人口”、そして国家統計#4:近代のシステム

 結構、色々投稿していますね。それでは、これらの整理からはじめましょう。 まずは、(2)「統計学の奨めPart 1:なぜ“統計”などというものを勉強しなければならないのか?」から始めましょう。

 まず、なぜ、統計を勉強しなければいけないのか? はっきり言えば「就職してから必要になる」からです。そして「統計を知れば仕事も簡単に片づく」からです。皆さん、大学では勉強しているだけではつまりませんよね。 会社に入っても仕事ばかりでは、何のための人生かわからない。

 そこで、労働生産性を上げて、“遊ぶ”時間の余裕を取り戻す。それには大学では、“語学”と“統計”に限る!

 皆さんの先輩、1期生のAさん(現在、B市役所勤務)の「今思うと、哲学と国際関係とか、結構限られた分野の授業しか取ってなかったので、今本当に思うのは「データ解析」とか「社会調査法」とか。修士論文を書く時に一番困ったのが、統計と社会調査法とデータ解析をあまり知らない。アンケートでは体系立って勉強やっておかんと、今、ちょっと苦しんでいるので・・・。あれは必修でも良いんじゃないかと思っているんですけど」というご発言に注目して下さい。

 さて、それでは統計とは何か? 実は(私の個人的なイメージだと)かなり複合的な概念で、私が「統計」と聞く時に思い浮かべるものと、亀田先生が想起されるもの、宮川先生が連想するもの、そして李先生が「統計とは、これだね」と言うものは、それぞれに違う(はずです)。

 実は、それは『基礎演習ハンドブック』にちゃんと書いてあって、統計とは「バクチに勝ちたい!」というとんでもなく個人的な欲望と、「人口はどれだけで、税金はどれだけ取り立てられて、兵隊は何名徴兵できるのか?」というむき出しの国家権力のあらわれ、という二つのルーツがあることを指摘しておいたかと思います。

 皆さんも、「統計」と聞く時に、このどれに当てはまるでしょうね? というあたりをまず考えて下さい。それが(2)のテーマです。

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 ということで、皆さんの興味を引きやすい、個人的なむき出しの欲望、「バクチに勝ちたい」という欲望から話を始めるのが面白そうです。

 こうして確率論の始まりを紹介するのが、(4)「統計学の奨めPart3:“賭博”と“確率論”+高畑ゼミの100冊番外編」です。

 かの天才=神々がめでし人々の一人、数学者のパスカルが自称騎士シュバリエ・ド・メレ、実はこれは偽名で、本体は博打うちのアントワーヌ・ゴンボーという男性だったとのことですが、うぶなパスカル君はすっかり騙されて、与えられた命題に没頭、高名な数学者(ただし本業は弁護士、数学は趣味)のピエール・フェルマーと手紙でやりとりしながら、解決に向かいます(野崎昭弘『数学で未来を予測する』PHPサイエンス・ワールド新書)。

 そのテーマの一つは 「1つのサイコロを 4 回投げて、そのうち1回でも6 が出た場合は勝つ」という賭けに挑戦した場合は、勝つことができた(ゴンボー君の経験論ですね)。

 もう一つの課題が、2つのサイコロを 24 回投げる。そこで、6と6 、いわゆる“ぞろ目”が1回でも出た場合は勝つという賭けについて、「同じ確率なんだから、勝てるだろう」と思ったのに、勝てなくなった(こちらも経験論)。これはなぜか?」。

 つまり、ゴンボー君が(数限りない挑戦の結果、おぼろげに把握した)経験的事実を、数学的理論で裏打ちしてくれ! これが、自然科学における経験値理論値のすり合わせなのです!(自然環境論等の講義内容を想い出していただけましたか?

 答えですが、サイコロは6面、したがって、1回ふって、「6」が出ない確率は5/6だから、4回とも「6」が出ない確率は、5/6の4乗=(5/6)4=0.4823。この結果、4回中1回でも「6」がでる確率は、1から(5/6)4を引いた0.5177。
 つまり、何度も賭けに挑めば、一回でも「6」がでる確率はそうでない確率よりも高い(0.5177>0.4823)。だから、最終的には必ず勝つ。これをゴンボー君は“経験”的に知っていた。

 次の答は、2個のサイコロを投げて6のぞろ目にならない確率は、6×6=36の“組合せ”のうち、35の組合せとなりますから、35/36=0.9722です。これを24回やって、一度も6のぞろ目が出ない確率は(35/36)24=0.509です。

 となれば、一度でもそぞろ目がでる確率は1-(35/36)24=0.491で、「ぞろ目が出ない」確率よりも低い。だから、何度もこの勝負をやっていると、最終的には負けてしまう。

 なお、ゴンボー君はパスカルたちにさらに別の課題、「AとBという2人の間で同じ金額ずつ出し合って、勝った方が総取り、という賭けをした。2人ともギャンブルの腕は同じで、勝負は運だけで決まるものとする。さて、先に3勝した方が勝ちという勝負をしたとして、今、Aが2勝、Bが1 勝している状態で、警察に踏み込まれたとする。このとき、かけ金はどのように分配すべきか」(http://www.sic.shibaura-it.ac.jp/~yukis/Jyugyo/PDFfile/kajiyama.pdfより引用)、というかなり切実な、生々しい課題を出します。

 パスカルたちはこれに「期待値」という概念で持って答えますが、それは(4)「統計学の奨めPart3:“賭博”と“確率論”+高畑ゼミの100冊番外編」をお読みください。

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 ところで、ゴンボー君の命題は、まるで就職の際に受けるSPIテストのようですね。

 そこで、先ほどの先輩のAさんの話を思い出していただけばよいのです。つまり、大学を卒業しようと、会社に入れば、こうした知識が要求される。かつ、ひょっとしたらバクチに強くなるかもしれない(?!)。 なにより、怪しげな話に騙されなくなる(新聞やTVのニュースもしょっちゅう統計的誤りを犯している、というのが大阪商業大学学長の谷岡一郎氏の『「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ』 文藝春秋〈文春新書〉』です(谷岡先生のご専門の一つがギャンブル学です)。

 それでは、SPIにはどんな問題がでるのでしょう? 白木達也著『SPI:SPI2完全突破2012年度版』(新星出版社)では、126ページから始まる「順列・組み合わせ・確立」の章に以下の例題がでてきます。皆さん、試してみましょう。

練習問題3:20本のくじのうち、5本が当たりで15本が外れである(子供の頃に味わったアイスキャンデーの棒の焼き印等をおもいだしましょう)。

 このくじをA~Eの5人が、A・B・・・・・・Eの順で引くとき、次の問題の答えとして正しいものを選択肢の中から選びなさい。

(1)引いたくじをもどさないとき、全員が当たる確率はいくらか?

 A 1/5   B 1/16  C 1/1024  D 1/3288  E 1/7560  F 1/15504

 これを何分で解けばよいのでしょうか? 皆さんとけましたか? 答えは#2で公開しましょう。続いて、

(2)引いたくじを戻すとき、全員が外れる確率はいくらか?

 A 133/561   B 225/912  C 243/1024  D 575/3072 E393/4096 F 1013/7560 

 皆さん、すぐわかりますね? ということで、#2に to be continued・・・・・といたします。

食べることについてPart9:カレーとラーメンについて~異なる食文化を取りこんでいくこと:ラーメン後編

2012 2/4 総合政策学部の皆さんへ

 後編として、ラーメンの隆盛とともに日本人に普及した一連の食品群に関する話から始めたいと思います。

 その筆頭はナルトかもしれません(もちろん、アニメの“ナルト”ではありません)。といっても、最近のラーメンにナルトが載っていることはあまり見かけないような気がします(関学生協でもそうですよね?)。

 Wikipeidaによれば、ナルトは“鳴門巻き”の略で、「魚肉すり身を使用し、断面に渦巻状の模様があるかまぼこの一種」「鳴門海峡渦潮にちなんで名付けられたといわれている」とあります。起源については、「由来は定かではないが、江戸時代後期の「五色巻」の赤巻だけが独立して残ったものという説もある」とのこと、そして「特に、東京風ラーメンのトッピングには欠かせない存在だったが、近年では具材の多様化により見かける機会が減りつつある。地域によってはおでんや煮物の具材などにも使われることがある」。

 私の記憶では、子供の頃に会津で食していた“支那そば”には、きちんとナルトとホウレン草がついていましたから、今思えば、東京風ラーメンの伝来だったかもしれません。近年高名になった喜多方ラーメン風ではなかったような(かすかな)記憶が残っています。

 もう一つラーメンにつきものとして、現在でも添えられることが多い食材がメンマ(こちらも昔はシナチクと言っていました)があります。Wikipediaでは「麻竹のタケノコ乳酸発酵させた加工食品である。台湾嘉義県における伝統食材で、現地では乾筍(カンスン)と呼ばれる。日本においてラーメンの食材でトッピングとしてよく用いられ、主に味付メンマのことを指すことが多い。中国や台湾において、日本でメンマと呼ばれる具材がラーメンに用いられることはなく、炸醤麺の具材の野菜類を菜碼(古くは麺碼)と呼ぶ」とあります。

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 さて、前編でも紹介した岡田哲の『ラーメンの誕生』では、1910年創業の浅草来々軒ですでにトッピングとして「シナチク、チャーシュー、ネギ」を加えると出てきます。

 日本のそばうどん類にある種物(たねもの)的発想で、このトッピングを工夫したのは誰なのでしょう? 一方、札幌の竹屋食堂では「揚げた細切りの豚肉」を添えたとあります。ラーメンのトッピングの試行時代と言えるでしょう。

 学生の皆さんも卒業後、企業で新商品を開発する際は、
 試行時代(適したトッピングを探す) → 普及時代(定番のトッピングが全国的に普及する) → 新定番模索時代(ニッチの分離を求めて、目新しいトッピングを開発) → 多様性時代

 ちなみに“Goo 好きなラーメンのトッピングランキング”(http://ranking.goo.ne.jp/ranking/013/ramen_topping/)というサイトでは、チャーシュー、メンマ、青ネギ、味卵/燻製卵、もやし、白ネギ、コーン、のり、わかめ、ゆで卵がトップ10です。残念なことに、投票数について1位のチャーシューとの相対値しかでていません。“統計”がわかっていない方がつくられたサイトのようですね。残念です。ちなみに、“ナルト”は17位(チャーシューの20.7%)と劣勢です。

 なお、上記のサイトの表をあらためて仔細に見ると、味卵+ゆで卵として「卵」にすれば計100.7%で、チャーシューを超すのでは? とか、いやいや青ネギと白ネギを足して「ネギ」とすれば106.4%になるのでは? とか、統計の取り方や対象の分類にも、いろいろ疑問が湧いてきます。これが「統計」の醍醐味です。皆さん、統計学Ⅰや社会調査基礎論でしっかり勉強してください。

 と、まあ、こんなふうにプロダクトライフサイクルが続くのだ、と覚えておきましょう(突然、ビジネススクール的話題になってしまいました。つまりは、ラーメンの展開、あるいはトッピングの展開でも、レポートぐらい書けるものです)。

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 ラーメンの原型ともいうべき中華麺ですが、とくに汁麺の場合、“箸”の文化にかなり連動しながら広がったようです。このあたりは、国立民族学博物館元館長で食文化の大家石毛直道先生が飽くことなく説いておられるところです。

 とくに1995年に初出の大著『文化麺類学ことはじめ』が長らく絶版になっていましたが、現在は講談社学術文庫から『麺の文化史』と改題されて出版されています。この第1章が「麺のふるさと中国」ということで、小麦を製粉するための臼の話から始まって、第2章の「麺作りの技術」まで、中華麺の歴史の委細を余すことなく述べられています。 なお、石毛先生はアジアの麺類を以下のように大別されています。

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 さて、日本で“中華麺”と言えば、小麦粉を“かん水”を加えた水で捏ねて作る、黄色っぽい色の縮れた(博多ラーメンのように縮れが少ないものもありますが)麺ですが、Wikipediaでも指摘されているように、実は、このタイプの麺は中国ではあまりない。

 つまり、この点でも、ラーメンは日本でかなり独自に発達した麺であることがわかります(「中華麺という名称ではあるが実際には中国香港台湾などの中華料理の本場ではあまり食べることの出来ない種類の麺である」)。

 アジアの食生活等を中心に撮影・執筆活動を森枝卓士も『全アジア麺類大全』(旺文社文庫)で、現地中国の麺について、「かんすいを入れることによって、ラーメンのそれのように黄色みを帯びて縮れるのだが、北部の麺はこれが少ないのか、入っていないものの方が多いようだ」「僕の見るところでは中国は北にいくほどうどん的な麺で、南はラーメン的な麺がある」とあります。

 ところで、かん水とは本来、中国内陸部・モンゴルの塩湖のアルカリ塩水で、炭酸ナトリウムを始め、様々な成分を含んでいるようです。このアルカリ成分が、小麦粉のグルテンに作用して、“こし”と“つや”が生まれるとのこと。

 なお、日本にラーメンが浸透し始めた初期は、“かん水”等つかわず、なんと洗濯用の“炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)”でラーメン(もどき)の麺を打っていた店もあったようです。事実、岡田哲は『ラーメンの誕生』で、1950年出版の『西洋料理と中華料理』(主婦の友社刊)に「かん水がなければ、洗濯ソーダーまたは重曹」を使うとあると紹介しています。

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 そこで、舞台を遠くアフリカ大陸の東南、インド洋に浮かぶ島国マダガスカルまで飛ばすと、そこには“supu chinoise”(中国風スープ)という不思議な麺類があります。色んな方のブログに「マダガスカル風ラーメン」等と紹介されることもあるこの料理、まぎれもなく19世紀末のフランスによる植民地化の後、中国系の移民の方々が広めたものなのでしょう。ちなみに、麺はほとんどうどんの感じで、かん水の使用等は感じられません。

◆その土地の食「Soupe Chinoise(スープシノワーズ) …マダガスカル」:http://tabisite.com/hm/shoku/z12/08102106.html

◆写真集「マダガスカル」(スープシノワーズ以外の写真も多数あります)」:http://worldtraveler.jp/html/Picture/Madagascar/Pictures%20in%20Madagascar%205%20(Fianarantsoa).htm

◆てくてく世界旅「バス食堂 マダガスカル」:http://tekutekusekaitabi.com/life.top/life.nikki/64-madagascar/101226-2/101226-2.html

 そういえば、30年前、およそ3年間を過ごしたタンザニアでは、“タンビ”という細いそうめんのような麺類がありました。こちらも中国系文化の影響かもしれません。ザンジバルのことをお書きのブログに

ザンジバルでは米が一番の主食ですが、その他にも、プランテンバナナやサツマイモ、パンノミ、そしてなんと中華麺も、ちょくちょく食卓に上がります。
 「中華麺!?」と、びっくりされるかもしれませんし、「それって一部のお金持ちの間だけじゃないの!?」と思われるかもしれませんが、
実は米と同じくらいのお手ごろ価格で、ごく普通に市場に乾麺が売られており、短時間で調理ができるという利点もあいまって、ザンジバルでは一般家庭でも比較的よく食べられています。
スワヒリ語では麺のことは「タンビ」と言います。
 タンザニア大陸部ではにはヌードル全般を指す言葉ですが、
 ザンジバルで「タンビ」というと、だいたいの場合は中華麺のことを指します。
 (スパゲッティなどパスタ麺のことは、ザンジバルでは「tambi za kizungu(白人の麺)」と言います)
 ザンジバルには華僑の人たちが住んでいて、彼らが乾麺を製造しています。
 しかし、ザンジバルの一般家庭で消費される際の乾麺の調理法は、日本のものとも、中国のものとも異なります。
 乾麺を細かく砕き、ゆで、
 そして大量の砂糖とココナッツミルクとカルダモンと油で炒めます」(http://minnanokotoba.lffsekainokotoba.ciao.jp/?eid=5

と出てきます。写真ではhttp://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/019/827/27/N000/000/002/131392257454813222022_egyptairtambi.jpgをご覧ください。

私自身は、何度もパスタ風に料理しようとしてうまくいかず、ある日「そういえば、素麺だと思ってやってみたら」と思いついて食すると、それなりにおいしいことを発見しました。

プロフィール


高畑由起夫
◆研究分野:生態学、自然人類学、霊長類学 ◆研究内容:主な研究対象はニホンザルやチンパンジー、ワオキツネザル等ですが、潮間帯の巻貝類や水生昆虫、カラス等も調べたことがあります。霊長類学の視点で、近縁...